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株式会社 1Line Official note Vol.021

株式会社 1Lineの本社紹介

1Lineの拠点は、台東区浅草の本社と、港区海岸の田町支店の2拠点あり、現在は、倉庫物流施設内に構える田町支店がメインになっています。
今回、普段ご案内する機会が少ない本社について、ご紹介させていただきます。

1Lineは、事業テーマとして、雇用創出やサステナブルを掲げていますが、再生(アップサイクル)事業からスタートしました。その最初の仕事が、現在の本社である倉庫の再生でした。

浅草寺の裏、奥浅草と呼ばれるエリアにある築45年のボロボロの3階建て倉庫。元々、電気店の倉庫として建てられました。至る所に穴が空き、苔が生えた壁。崩れかけの廃墟といった佇まいでした。

●倉庫の階高やエレベーター跡の吹き抜けは、そのまま活かしました。
●窓は、オーダーながら安価に抑えるため、角パイプを曲げ、リン酸亜鉛処理で仕上げて雰囲気を出しました。
●アンティークの扉を扉として使ったり、再生した照明を街灯にするなど、小物も再生品を使っています。
●タイルは、少量残った処分品の中から選んでいます。
●家具は、時間が経過した建物・空間に馴染む意味でも、全てリユース品で構成しています。

建物も家具もインテリアもスクラップせず、できるだけ再生して、大切に長く使う。また、造り方を少し工夫するだけで価格も抑えられ、経済的負担も軽くすることができます。

住まいのコンサルタントとして、延べ1万件以上の案件に対応してきた経験から、これからの住まいの再生・リユースの1つの形を体現してみたのが、この1Lineの本社でした。

いずれ、このような住まいの再生事業にも、1Lineとして力を入れていければと思っています。

ファニチャーケア総合サービスのMENU紹介(7/8回目)

1Lineでは、ファニチャーケア総合サービスを提供しています。
全8つのMENUについて、ご紹介させていただきます。
第回目は「7.サポート」サービスについてです。

7.サポート
(1).勉強会開催
(2).同行説明
(3).現地調査
(4).資料作成補助
(5).販促POP作成
(6).コラボ商品提案
(7).新サービス提案
(8).顧客質疑対応


これまでファニチャーケアに携わってきた1Line。
その経験から、メンテナンスを行う際の注意事項や、汚れなどへの対応方法など、簡単にまとめた勉強会を開催しています。
・・・(1).勉強会開催

コーティングなど、説明が難しいサービスについては、同行説明をさせていただきます。
資料やサンプル等もこちらで準備し、なるべく分かりやすくお伝えします。
・・・(2).同行説明

現地確認が望ましい案件については、現地調査を行わせていただきます。
同行が難しい場合は、写真等での確認も可能です。
・・・(3).現地調査

資料作成のための画像やテキストなど、必要な情報を提供いたします。
目的に応じて、必要事項の提案等も対応いたします。
・・・(4).資料作成補助

店頭POPやサンプル作成など、販促物の作成補助をさせていただきます。
コーティングのサンプルや、実験キットなどを作成しています。
・・・(5).販促POP作成

一部ケア用品については、ノベルティやオリジナル商品の提案が可能です。
ご希望に合わせて、容器や容量など、柔軟に提案が可能です。
・・・(6).コラボ商品提案

1Lineが持つリソースを活用した、新しいサービスの提案を行っています。
固定サービスの提案だけでなく、柔軟にリソースを組み合わせた新しい提案ができる点も、1Lineの特徴です。
・・・(7).新サービス提案

ファニチャーケアに関するご質問等について、対応いたします。
・・・(8).顧客質疑対応

【ファニチャーケア総合サービスの8つのMENU】
1.新商品向け(コーティング)
2.使用済み商品向け(コーティング、クリーニング、リペア)
3.ケア用品
4.倉庫物流サービス
5.施工サービス
6.オプション
7.サポート
8.社会性

海外放浪編(中編)

■命の重みの違い
2つ目の目的地は、バングラディシュ。
20年以上前のバングラディシュは、旅行者もあまり近づかない国でした。
外国人が珍しいので、街を歩いているだけで人だかりができ、カレーを食べても水を飲んでも拍手喝采。
テレビ取材が来たり、何だかスターになったような感じでした。

バングラディシュは、私が周った国の中で、最も貧しい国でした。
道を歩いていると、前から転がってくる黒い塊があり、それは手足のない物乞いでした。
貧しいこの国で物乞いにするために、親が子供の手足を切ることを後で聞きました。
旅をする中、豊かな日本の狭い場所で培った自分の基準では計れない物事が、たくさんありました。
人が人として当たり前に生きていける国は本当に少なくて、日本で生まれただけで幸運なことを、海外を周る中で知ることができました。
そんな与えられたチャンスを活かさないといけないという思いが、日に日に強く大きくなっていきました。

■スケールを広げる風景との出会い
3つ目の目的地は、モンゴル。
タイからラオス、中国を縦断して首都のウランバートルを目指す、長い長い陸路での移動でした。
寝過ごして乗りそびれたバスが谷底に落ちたり、強盗に追いかけられたり、道中いろいろありました。
孤独や他人への猜疑心で精神が病み、苦しい時期でもありました。
そんな時に見る、圧倒的なスケールの風景を目の当たりにする瞬間が、自分の人生のスケールを広げてくれます。
私の中で、そんな風景の1つがモンゴルの草原でした。
見渡す限りワイドに広がる青い空と青い草原。人生の視界を、横にぐっと引き伸ばされるような風景でした。

■自国肯定感
日本を離れて、外から日本を見聞きし、日本を知ることが多くありました。
日本国内では、メディアなど自国に対する否定的な情報が多いので、私も何となく自国肯定感が低くなっていました。
海外を旅する中で感じる日本は、全く別の国でした。
どの国の、どんな田舎に行っても、何かしら日本の開発援助や人道支援が行われているので、日本人と知ると必ずお礼を言われます。中国との国境に近いパキスタンの山中で、おじいさんに、10年前の洪水の時はお世話になったと深々とお辞儀をされた時は、驚きました。
東日本大震災の時、159ヶ国から支援の申し出が寄せられたことは、そんな日本らしい出来事の1つだと思います。

■日本で何を学ぶか
小さい頃から、ただ漠然と、何か役に立てる仕事をしたいと思っていました。
実際に海外を周り、様々な現実を目の当たりにする中で、必要とされる技術や知識を持たないと、役に立てないことを知りました。
日本に帰り、何を学ぶか。ずっと、それを探しながら旅を続けました。どこでも、いつでも、人から必要とされているもの。徐々に、医療と建築へと、考えが絞られてきました。