長生きの時代に

注:私の生き方についてのみ話します。それ以外のことは話しません。

人間、今の所はいつか必ず死ぬらしいです。親も兄弟も友達も。ずっとそれを意識して生きてもつらいだけですから、こういうのを考えるのはたまーにでいいんです。

我が国では少子高齢化の進むこのごろですが、原因はそんなに多くはない。生まれる赤ちゃん<亡くなる老人、となってるのでしょう。出生率を上げるのはちょっと難しいですね。自分の生活、ついでに親の生活も面倒みないといけなく、手一杯になってる人が増えている。配偶者や子供まで養う余裕などない。

日本の平均寿命って80越えてるんですってねえ。昔は40とかそんなもんじゃありませんでしたっけ。20で子どもが産まれて、40で孫が産まれて、ほぼ同時に死ぬ。もしくは孫の世話をする。太古の人類はそんな感じのサイクルを繰り返して来たんじゃないかな。今はどうでしょう。30で子どもが産まれて、60で孫が産まれて、80まで生きる。もし私がそう生きたとして、60なら80までの20年間何をしましょう。体力や脳は衰え、癌は増え、認知症が突然襲ってくる。孫の面倒を見れれば良いですが、もう子に面倒を見られる立場です。

私は、70あたりで死にたいと考えています。最も、そこまで生きれたらの話ですけど。理由は簡単で、それ以上生きててもたぶん幸せを感じられないと思うんですよね。子や孫の成長を見届けたいのはやまやまですが、その過程で子に大きな負担を与えることになります。自分では働けなくなってるでしょうし。そこまでして生き永らえたいかというと、違うなあ。たぶん、子どもがちゃんと育って、孫の顔を見せてくれたらもう悔いは残らないんじゃないかと思います。

加えて、高齢化の一因とかになりたくないんですよね。もちろん、これは私の考えなので誰に強要するわけでもないですが、仮に日本国民全員この方法取ったら、高齢化問題解決して、ついでに少子化問題も解決するんじゃないかな。介護産業は死にそうですが。それでも、70で死んでくれ、とか誰かに言うのは嫌ですよ流石に。そういえばそんな001提言がありましたね。私が勝手にやるだけでいい。

じゃあ、70で悔いなく死ぬためにはどう生きましょうか。そもそも、人生って中間ポイントもゴールもありませんからね。自分で定めなきゃいけない。はっきりとは分からないですが、今いる世界をより住みやすくしたい、というのが当面の生きる目標になってますね。特に環境問題。このまま行くと人類滅亡とかしてもおかしくないですし。それが他の人の手によって解決されたら?うーん、別なアプローチを探しましょうか。例えば、角に小指をぶつけることのないタンスを発明するとか、人間にぶつかっても死なせることのない乗り物を発明するとか。いじめが発展しない集団システムをつくるとか。何かしらは作れるでしょう、70年も生きるつもりなら。

最後になりますが、幸せに生きるのはもちろん大切です。じゃ何が幸せなんですか?人によって違いますよね。私は、誰かに「心から生きてて欲しいと思ってもらえること」、「それがより長く続くこと」が幸せの条件だと考えます。これを照らし合わせると、限界は70歳までだなあという結論に達したのでした。これを読んだ人が幸せになることを祈って。

あ、自殺はする予定ありませんよ。心から生きてて欲しいと思ってもらえる人生が、より長く続かなくなりますからね。それでは。

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