#0139【楊貴妃と玄宗(中国、8世紀前半)】
1日1分歴史小話メールマガジン発行人の李です。
今週は悲劇の美女特集です。
初回の本日は、白楽天の漢詩『長恨歌』でも有名な「楊貴妃(ようきひ)と玄宗(げんそう)」のラブロマンスを取り上げます。
まず、長恨歌の一節を。
「回眸一笑百媚生:眸(ひとみ)を回(めぐ)らし一笑すれば百媚(ひゃくび)生じ 」(現代語訳:流し目に微笑みが加われば、いくつもの麗しい表情が生まれ)
「六宮粉黛無顏色:六宮(りくきゅう)の粉黛(ふんたい)顔色(がんしょく)無し」 (現代語訳:化粧を施した宮殿