20170826主要五紙社説一覧

本日主要五紙の社説です。

多岐にわたる社説が展開されている中、本日のオススメは毎日の「核廃絶の高校生演説見送り 外務省はだれを守るのか」です。

スイスで開かれている国連のジュネーブ軍縮会議で、2014年から2016年まで続けられた日本の「高校生平和大使」による本会議での演説が、今年は見送られました。

政府間交渉の場である軍縮会議において、民間人である高校生の演説は異例なものでしたが、演説の機会維持に向けて日本政府はどれだけの外交努力を払ったのでしょうか。

核問題も議題に含まれる軍縮会議に、唯一の被爆国である日本から被爆者の声を届けることは、国際的に意義があるものだと思っています。

「政府が優先すべきは、一部の異論に折れるのではなく、若き語り部の活動を守り、後押しすることだ。」に激しく同意します。

<社説一覧>
日経:日本の活性化にシェア経済をいかそう/都市の「スポンジ化」どう防ぐ
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:エネルギー計画 環境配慮した安定供給策探れ/文化財保護法 保存と活用の両立を図りたい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:ケンブリッジ問題 中国が学問の自由脅かす/大規模停電 暮らしの基盤を守り抜け
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:福島第1原発の廃炉戦略 現行工程には無理がある/核廃絶の高校生演説見送り 外務省はだれを守るのか
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:南海トラフ 「突然」を前提に対策を/戦時徴用船 民間の悲劇を語り継ぐ
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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