20170720主要五紙社説一覧

本日主要五紙の社説です。

個人的には日野原重明氏逝去に関する社説が多くなるのかなと思っていましたが、昨日いち早く取り上げた毎日を除いて他紙は現状では取り上げていません。

本日のオススメは、読売新聞の「国連開発目標 貧困撲滅へ「日本流」の支援を」です。

ポスト安倍候補の一人、岸田外相がニューヨークの国連本部で「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs(エスディージーズ))」に関する閣僚会議で演説をしました。

SDGsが掲げる貧困や飢餓の撲滅など17の分野における目標達成に向けての国際協力を推進する考えと2018年までに10億ドルの支援を行うことが表明されました。

途上国支援を、単なる「モノ・ハード」の提供に留めていては、「持続可能」な発展を手助けすることにはなりません。

なぜ、日本が途上国支援をしなければならないのか。貧困や飢餓はテロリストなどの過激思想を生む土壌を含んでいます。

日本の経済活動において、地域の安定と国際平和の構築は国益にかなったものといえます。

こういった活動を通じて、日本のソフトパワーが鍛えられ、多くの国との交流が深まることにも繋がっていって欲しいと思っています。

<社説一覧>
日経:「米国抜き」の世界が本当にやってきた/正面から汚染水処理の議論を
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:国連開発目標 貧困撲滅へ「日本流」の支援を/蓮舫氏戸籍公表 後手に回った「二重国籍」対応
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:南北対話 再開は日米韓の結束乱す/五輪離れの時代 東京が将来の希望を示せ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:稲田防衛相と陸自日報問題 関与の有無を明確にせよ/朝鮮学校の無償化で初判断 制度の理念に反しないかhttps://mainichi.jp/editorial/

朝日:稲田防衛相 首相はまだかばうのか/司法通訳 専門職として制度化を
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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