本日主要五紙の社説です。

全紙で昨日の北朝鮮6回目の核実験を取り上げています。

その中でのオススメは読売新聞の「北朝鮮核実験　脅威を具現化する金正恩政権」です。

昨日、小生が登壇したSchooの講義でも触れましたが、9月3日に核実験を強行したことは「習近平国家主席が議長を務める新興５か国（ＢＲＩＣＳ）首脳会議の初日に核実験が行われ、習氏のメンツはつぶされた。」格好になります。

中国も今までにない強い非難声明を北朝鮮に対して発出し、「中国外務省は、核実験に対する「断固とした反対と強烈な非難」を示す声明を発表した。」ことが報道されています。

北朝鮮への対応は、遠いNew Yorkでの国連安保理の場よりも近隣国である日・韓・中・露がどれだけ連携が取れるのか。それに対して超大国たる米国がいかに指導力を発揮できるのかにかかっていると思っています。

国際社会の安定は、平和維持と自由貿易にかかっています。トランプ大統領は近視眼的な「米国第一」から目を覚まし、地球的視野で国際社会の安定という「米国の利益」を追求頂きたいと強く考えています。

これからも北朝鮮の挑発行為は予断を許しません。更なる脅威に対して断固たる姿勢を示すためにも日米韓の連携が不可欠であることは論を待ちません。

＜社説一覧＞
日経：核実験強行の北朝鮮に石油禁輸制裁科せ／小売り値下げに２つの懸念
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売：北朝鮮核実験　脅威を具現化する金正恩政権／
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経：北朝鮮の核実験　最悪の暴挙を許さない　あらゆる手立てで国民守れ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日：北朝鮮が大規模核実験　全力で危機を封じ込めよ／障害者雇用事業所の閉鎖　よい職場を増やすために
https://mainichi.jp/editorial/

朝日：核実験の強行　国際枠組みの対処急げ／豊洲市場問題　誠実さ欠く知事の対応
http://www.asahi.com/news/editorial.html