見出し画像

20180309社説から見る現代日本

本日のオススメは産経の「平昌パラ開幕 厳格さをIOCも見習え」です。

以下、産経社説からの引用です。

「平昌パラリンピックが開幕を迎えた。49カ国・地域から約570選手の参加は、冬季史上最大の規模だ。
 
(中略)

パラリンピックは、五輪と「パラレル(並行)」に行われる大会と解釈されている。いわば「もう一つの五輪」だ。2年後の東京大会も、五輪と同等の盛り上がりを見せてこそ成功といえる。パラ競技への国民の理解と、長期的な支援が必要だろう。その前提となるのが、「公平・公正」の確保であることは言うまでもない。

(中略)

パラ選手の競技力が向上するにつれ、パラ競技の商品価値も高まっている。選手にしのび寄るドーピングの誘惑を、決然とはね返す覚悟をパラスポーツ界は示している。IPCの高い倫理観に、IOCは学ぶべきだろう。

パラ競技は「人と器具が融合する場」でもある。体の障害を器具で補い、残された体の機能を限界まで高めて記録に挑む。人の可能性を示す点では、五輪競技と何一つ変わらない。パラ選手にはひたむきでクリーンな戦いを通して感動を届けてほしい。」

<社説一覧>
日経:いつまで財政刺激策に頼り続けるのか/経営陣の責任重い神鋼不正
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:森友文書問題 書き換え疑惑の真相究明を/福島原発廃炉 処理水をいつまで貯めるのか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:児童虐待死 この子を救えなかったか/平昌パラ開幕 厳格さをIOCも見習え
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:大震災7年 原発固執の日本 世界の潮流を直視しよう
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:森友と財務省 問われる立法府の監視/パラリンピック 共に生きる社会に向け
http://www.asahi.com/news/editorial.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?