20180308社説から見る現代日本

おはようございます。
本日のオススメは産経の「米国の輸入制限 貿易戦争に勝者はいない 混乱回避へ日本は動き強めよ」です。

以下、産経社説からの引用です。

「世界経済の発展を支えてきた自由貿易の秩序が崩れるのか。大きな岐路を迎えようとしている。

トランプ米大統領が鉄鋼などに高関税をかけて輸入を制限すると表明し、反発した欧州連合(EU)や中国などは対抗措置の構えをみせる。報復が連鎖する「貿易戦争」が現実味を帯びてきた。

回避するためには、米政権が独善的な自国第一主義を改め、措置の発動を見送るしかない。

(中略)

自由貿易の恩恵を受ける日本も、この事態にどう動くかが問われる。安倍晋三首相はトランプ氏に再考を促すべき立場だ。

(中略)

負の影響は計り知れない。関税による輸入価格の上昇は、鉄やアルミを使う米産業のコストを増やし、消費者にしわ寄せが行く恐れがある。各国が対抗措置を講じれば、米国はさらに痛手を負う。貿易戦争に真の勝者はいない。

(中略)

米政権は、WTOが例外として認める「安全保障上の脅威」を輸入制限の理由にしている。同盟国である日本も対象にするなら、その意図は分かりにくい。

(中略)

日本からは、世耕弘成経済産業相が米側に輸入制限への強い懸念を伝え、日本製を対象から外すよう働きかけている。だが、自らの難を逃れれば済む話ではない。

世界の貿易を揺るがす問題であり、外交・安全保障面にも重大な影響を及ぼしかねないことを踏まえた対応が必要だ。

安倍首相は、トランプ氏と意思疎通を図れる数少ない首脳の一人だ。孤立主義と混乱の回避へ、日本が果たす役割は大きい。」

<社説一覧>
日経:女性の就労支える改革を加速させよう/ポピュリズムに揺れる伊政局
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:「南北首脳会談」 非核化へ最大限の圧力維持を/神戸製鋼不正 トップ辞任で幕引きではない
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:米国の輸入制限 貿易戦争に勝者はいない 混乱回避へ日本は動き強めよ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:米政権が北朝鮮提案を評価 これを端緒に真意を探れ/自民党の緊急事態条文案 「劇薬」の扱いが軽すぎる
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:神戸製鋼不正 体質を一新できるのか/南北朝鮮合意 着実に非核化の進展を
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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