八時間の法則

八時間の法則

 職業訓練が始まりたての頃、
 講師がこう説明していたのが
 妙に心に引っ掛かっている。

八時間勉強する意思があるかないかで、
スキルが身につく速度が変わる。

職業訓練校の講師

 つまり、
 通常業務と同程度の時間、
 スキル向上のために勉強しろ。
 というだけの言葉である。

 聞いた当時は、
 それだけ勉強すれば
 就職活動も楽になるし、
 就職活動を早く始めれば
 内定も早くもらえて
 その分勉強に充てられるはずだ、
 と、意気込んで聞いていたのだが。

 まあ、連日の記事の通り、
 結果はお察し。

 三ヵ月、
 必死こいて就職活動をしたところで、
 内定など一社ももらえないまま
 職業訓練校は修了してしまったし、

 就職活動に充てた
 三ヵ月の中では、
 企業とのやり取りに
 リソースを割いていたから、
 勉強など満足にしていなかった。

 尤も、
 職業訓練校では
 大きなトラブルがあって、
 まともに学べない期間の方が
 ずっと長かったのだけれども。

 結局、私は、
 こうしてnoteを書いて、
 今日も
 「可哀そうアピール」
 をしている。

時間は腐るほどある皮肉

 逆に考えてみれば、
 ニート故に
 時間は腐るほどある。

 その時間の使い方に、講師の言う
 「八時間の法則」を適用させれば、
 何か有意義なことをしようと
 思えるのではないか。

 就職活動だけに
 八時間使うのは馬鹿らしい。

 ならば、例えば、

 こうしてnoteを書くでもいい、
 改めて職業訓練校で学んだことを
 学びなおすでもいい、
 クラウドソーシングという手があるのを
 すっかり忘れていたから
 それを使って
 日銭を稼ごうとするでも
 いいだろう。

 ひとまずはランサーズに登録して、
 作業や提案を繰り返すことにする。
 ポートフォリオの制作
 急ぐ必要が出てきた。

 また、REALITYというアプリの配信者の
 マネジメントをすることにしたので、
 彼との活動に時間を割き、
 配信とマーケティングのノウハウを学ぶのも
 いいのかもしれない。

 八時間で学ぶ「スキル」は、
 あの言葉を聞いたときは、
 確かに
 「職業訓練校で学ぶスキル」を
 指していたに違いない。

 しかし、
 腐るほど時間のある今となれば、
 「スキル」の捉え方も変える必要がある。

 これを
 「生きるためのスキル」
 置き換えればどうだろう。

 或いは、
 「理想的な自分を作る時間」とか。

 この記事の
 マンダラートにも書いてあるが、
 私は所謂
 「規則正しい会社勤め」より
 最終的にはある程度の自由が利く
 「ノマドワーカー」や
 「フリーランス」として
 仕事をしたいと考えている。

 インボイス制度がSNS上で
 騒がれている今に
 何を言っているんだという話だし、
 就職活動をしている
 ニートアピールをしておいて
 こう言うのはどうかと思うが。

 そもそも私は、
 「会社員」に向いてないのである。
 仕事を選べる立場になりたいし、
 誰かに選ばれる立場になりたい。

 だから、
 先に貼ったリンクの記事では、
 「インフルエンサーを気取りたい」
 としていたのかもしれないと、
 今更気づく。

 考え続けることで、
 理想の見え方や捉え方が変わるのは常だ。

 noteで発信を続けることで、
 どんなに鈍くても
 私の思考は少しずつ回転し、
 新たな見解を得られるようだ。

 少し安堵した。

八時間で何をするか。

 この八時間の間に何をするか。

 ひとまず、
 就職活動の続行
 視野に入れるべきだろう。

 本当に、
 悠長なことを言っている暇はなく、
 来月の家賃の支払いが
 出来ない状態にある。
 ふらついていられない。

 それに活動資金の基盤を作るなら
 「会社員」として復帰するのが
 一番手っ取り早いだろう。

 その上で、
 クラウドソーシングサービスの利用
 他人にとって有益なnoteの執筆の検討、
 noteのイベントへの参加の検討、
 Vライバーの配信の「投げ銭」機能から
 収入を得るための方法の検討など、、

 今まで非生産的な活動に
 費やしてきた時間を、
 少しでも生産的な活動に使いたい。

 無論、この八時間の中でも、
 私は私のやりたい事しかやりたくない。

 楽しくないことはしたくないので、
 「私が楽しいこと」を無理やりにでも
 「生産的な活動」に結び付ける努力
 というものはしなければならない。

 しかし、時に休みたい。

 寝腐ったり、
 スマホを弄るだけで
 時間を無駄にするだけの
 時間も欲しい。
 会社員で言うならば、
 「休憩」「休日」か。

 折角面白いものを見つけたのだから、
 ただただ遊ぶだけの時間も欲しい。

 そういうわがままも織り込んで、
 今度は理想の時間割
でも
 作るべきだろうか。

 或いは、
 「業務計画書」とか。


20230910 執筆開始
20230917 加筆
20230922 加筆修正・投稿

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