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写真で振り返る波佐見旅。-完-

(この記事は、以下の記事のつづきです。)



波佐見町講堂を見て、駄菓子屋さんに寄ったあと、西の原へ行きました。

この日の1番の目的地はここでした。

ここに辿り着くまでに記事を2つ書きましたね。

しかし、寄り道が楽しいんですよね。

こちらは古い建物とお庭を活かした場所で、とても落ち着く雰囲気でした。

左手に見える建物は、ランチを頂いたモンネ・ルギ・ムックさん

こちらはとても立派な家屋ですが、見たところ商売はされていないようでした。人が住んでおられる気配もありませんでした。

お宿にしたらきっとすてきだろうなあと勝手に妄想して、見ていました。建物も植物も大きくてほんとに立派です。

他の建ち並ぶ建物も、古さを残したままで、懐かしさや親しみを感じるすてきな建物ばかりでした。

歩くだけで楽しかったです。

植物もたくさん。

写真を見返していて、急に古いものについて語りたくなりました。

波佐見の写真を見に来られてる方には申し訳ありませんが、ここから文字だらけになります。すみません。

以前、友人の友人のご両親がやっているお料理屋さんをお手伝いしたときに教えていただいた話なのですが、

(そのお店にはとてもすてきな器が沢山あって、大きなものも小さなものも、お猪口も徳利も、ひとつひとつとてもかわいいのです。)

そこのお店の器がどれもすてきだとわたしが言うと、女将さんが「器も人に使われて、歳を取るんだよ。」と教えてくださいました。

これを聞いて、なるほどー!となったのですが、普通よく店頭でみかける新しい器などは、出来立てホヤホヤで、とてもまっさらな感じがしますが、年を重ねた器からは、なんとも言いようのない、それぞれの味わいが感じられたのです。

そのお店は、たとえば還暦のお祝いでご家族がお食事会に利用されたり、長崎への旅行の度に立ち寄られる熱心なファンの方がいらっしゃったりするお店なのですが、

今まで、人が幸せを感じているすてきな場面をたくさん一緒に過ごしてきたこと、
美味しい料理をたくさん乗せてきたこと、
大切に使われてきたことなどの経験は、
モノにも着実に刻まれていくのだと学んだと同時に、

器だけでなく、建物やお庭、橋など、古いもの、年を重ねたもの全てにそういうことが言えるよなと最近つくづく感じていて、

波佐見町で見た建物にも同じように感じていたので、こうして急に語り出してしまいました。

急な脱線も読んでくださってありがとうございました。平伏。


突然の語りはここでお終いです。

話を波佐見町の写真に戻します。

こちらは、モンネ・ルギ・ムックさんの店内。

ランチセットのココナッツミルクとチキンのカレーを頂きました。

ココナッツミルクカレーとチキンを無限ループして味わっていたいくらい、
とーってもおいしかったです。

器もかわいいですよね。

このあと訪れたのは、友人がおすすめしてくれたOYANEさん(レストランと陶器の販売をされています)や、

 

前から気になっていた、カフェを併設している陶器屋さんのNo.1210さん

道中気になって立ち寄った西海園芸さん

波佐見町歴史文化交流館などを訪れました。

ここまで来ると色々回って、頭が働かなくなってきていたので、

歴史文化交流館は、また翌日、改めて訪ねることにしました。

そして、こちらが今回お世話になったお宿。
マツケンの宿さんです。

住宅の施工などをされている会社さんが事務所の2階の空き部屋をリフォームして、宿泊施設として運用されているようでした。

いわゆるレセプションは、1階の事務所の一角で行われ、事務員の方が案内をしてくださる形でした。

鍵はドアに設置されている機械に4桁のコードを打ち込む形式なのですが、
自分の携帯電話番号の下4桁を予めコードとして設定してくださっていたのが覚えやすくていいなと思ったのと、

キッチン、ダイニング、和室も洋室も、立派な浴室もあって、とっても居心地の良いお部屋でした。

そしてなにより、歩いて1〜2分の場所にある温泉に入り放題というのが、最高でした。(しかもなんとサウナ付き!)

こちらは、近くを流れていた川棚川。
あ、ひっくり返しても川棚川ですね。(気づいたら言わずにはいられないもので。)

こちらは朝ご飯を買いに行った手造り工房ひらおかさん。

お店の駐車場について、OPENの時間を過ぎているはずなのに準備中という札がかかっていたので、お休みだったか〜とショックを受けつつ中を覗いていたら、お店の方が営業中に札をひっくり返してくださって、無事に朝ごはんにありつくことが出来ました。

手作りのおかずが、どれもとても美味しかったです。

お昼に食べたハンバーグのぎゅう丸さんもとても美味しかったので、載せておきます。

ハンバーグから立ち上る熱気でカメラがちょっとくもっています。


写真で振り返る波佐見旅はここまでです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

こうして振り返ってみると、もう一度旅をしているようで、また違うことを考えたりもして楽しいですね。

非常に個人的な旅日記で、誰の為にもならないような無益なものを生み出してしまった感が拭えませんが、

少しでも楽しんでいただけていたら嬉しいです。

今までの2つの記事も、好き勝手に書いているものなので、スキを1つ押していただけること自体、とても有難いなあと思っております。

スキを押すって、深いですよね。
簡単に、何も考えずに「スキ」と押すことも出来るし、
めちゃくちゃ感動して押してもひとつの「スキ」です。

また脱線し始めましたので、このくらいで終わります。

それでは、また。

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