Rift

書いていることは自分の勉強や考えのまとめであり、間違いがあるかもしれません。大体の記事…

Rift

書いていることは自分の勉強や考えのまとめであり、間違いがあるかもしれません。大体の記事が長文になっていますので根性と暇のある方は読んでいってください。薬学部卒。

マガジン

  • 考え・思いつき

  • 薬学

  • 読書

  • 研究

最近の記事

  • 固定された記事

薬剤師国家試験の勉強法

模試ではボーダーの得点に一度も達したことがありませんでした。 でも何とか受かりました。 そんな自分がやっていた薬剤師国家試験の勉強法について説明します。 主にパソコンとスマホを駆使して勉強していました。 ただ、機械には疎いのであまり使いこなせてはいません。。 大事なのは情報を常に携帯して、覚えたことの答え合わせがいつでもできる状況を構築することでした。そしてどんな時でも勉強するということです。 私の持論は 歩いていようがご飯食べていようが、頭の中で問題解いたり覚えたゴ

    • 社会で必要とされる基本的な能力

      「仕事」って言われると何か堅苦しくて難しそうに聞こえるが、実際やっていることは、話す、聞く、書く、読む、のいずれかである。 どんな仕事であれ、必要となる基本的なことはそう変わらない。 故に、社会に出て仕事をする上で、必要とされる能力は読解力と要約力だと思う。 スキルとか資格とか小難しいことではなく。 もう少し言えば、以下のような感じ。 必要な情報を理解して答えを探す能力 調べたことをまとめる能力 説明書(日本語)を読んで理解する能力 自分が理解したことを他人に説明でき

      • 読まれるnoteとは

        一般的な話読まれるnoteには3種類ある気がします。 私の独断と偏見による勝手な分類ですが。 ①お役立ち情報型 ②名言・格言型 ③圧倒的内容型 ①お役立ち情報型について 何かを調べた内容をわかりやすくまとめていたり、紹介しているような記事がこれに該当する。読み手が欲しいと思っている情報をまさに載せているようなもので、商品のレビューや〇〇をやってみた、のような内容も含まれる。場合によっては書籍の内容を全文公開しているものもある。単純にその情報を欲している人間からすれば重宝さ

        • エステルの加水分解で結合が切れる位置は?

          エステルの加水分解やアルコール交換反応の後にできるカルボン酸のOはどこ由来であるか? 機序はともかく結果だけなら高校の有機化学でも習うレベルの話かもしれない。 ただ、単純な問いにも芋づる式で復習していくのが効率的な勉強。 問題の導入が簡単な時ほど復習は深く細かくやっていくのが良い。 ここでは、この問いに答える上で必要なことを思い出しながら(脱線しながら)まとめていく。 ちなみに自分自身、有機化学は苦手で国試でもほぼ捨てていたような科目であったため、説明は冗長かつ感覚的なもの

        • 固定された記事

        薬剤師国家試験の勉強法

        マガジン

        • 考え・思いつき
          14本
        • 薬学
          9本
        • 読書
          5本
        • 研究
          3本

        記事

          自己啓発本を読まなくなってきた

          この世のあらゆることを以下の図で表せるとする。 ① → ② → 結果 例えば、掃除について、 ①:部屋をキレイにしたいと思う ②:床を拭く 結果:キレイになる 大学受験について、 ①:○○大学に合格するため頑張るぞと思う ②:必死に勉強する 結果:○○大学に合格する つまり、①はきっかけや動機付けに相当するもので、②は行動や実践、そして最後に結果が出るという構図である。世にある自己啓発本のほとんどが①について書かれていると思うが、実際に重要なのは②である。なぜなら、部

          自己啓発本を読まなくなってきた

          芸術的なセンスを科学的じゃないからと信用しないのはナンセンスかもしれない

          科学に携わると客観性を重要視しがちになる。 自分の思い込みをなるべく捨て、起きている事実のみに着目し、想像よりも考察を優先する。定量的な指標に従って比較し、差の有無を統計学的に示すことで根拠づける。そしてデータを積み上げ、実証していくことで成り立つのが科学である。この過程で主観は極力取り除かれ、客観的に仮説を検証することに注力される。 そこへいくと芸術やデザインというものはあまり客観的指標がないように見える。 ファッションや音楽も同じ。何が流行るかわからない上に「流行りは時

          芸術的なセンスを科学的じゃないからと信用しないのはナンセンスかもしれない

          求核反応と求電子反応のざっくりイメージ

          最初に断っておきますが、ここで記述するのはあくまでイメージであり厳密さはありません。理解の一助となれば嬉しいといった程度のものです。 では本題へ。 求核反応の「求核」イメージまずは言葉通りの意味で捉える。 「求核」と言っているのだから「核」を「求めて」いる。 少し無理やりだが、「電子を持てる受け皿」=「核」なのだと連想する。 電子という果実を包む殻(から)みたいなイメージでいいと思う。 自分は電子を余分に持っていて、それを入れるための殻が欲しいという状態。 それこそが

          求核反応と求電子反応のざっくりイメージ

          さくら2

          さくら2

          さくら

          さくら

          しんしんと

          しんしんと

          幸せについて本気出して考えてみた(理屈っぽく)

          「幸せ」とは何か? これを考え始めると哲学的な話になってキリがないので、まずは状態としての「幸せ」がどういうものか考えていきます。 「幸せ」とはどういう状態か幸せを一つの状態として捉えます。 「私は幸せである」という文が成り立つように、幸せというのは一つの状態になります。そうすると、幸せじゃない状態も存在することになり、「私は不幸せである」「私は不幸だ」などとなります。 今回の定義として「幸せではない≠不幸」として考えます。 つまり、幸せではないからといって必ずしも不幸で

          幸せについて本気出して考えてみた(理屈っぽく)

          三日月

          三日月

          砂糖が白いのは漂白しているからだと勘違いする人がいるらしい

          そもそも「何で砂糖は白いのか?」と考えたことすらなかった。 たしかに砂糖はきれいな真っ白なので人工的にそうしているのかと思えなくもない。 ただ、これは完全な誤りなのだそう。 結論だけ述べると、砂糖はもともと無色透明な結晶構造をとっており、そこに光が乱反射して白く見えるだけ。 わかりやすい例えとして氷がある。 同じように無色の結晶である氷も大きいものは透明であるが、かき氷にすると白く見える。 ちなみに茶色い三温糖は製法が異なるだけ。 「白よりも茶色の方が健康に良い」とい

          砂糖が白いのは漂白しているからだと勘違いする人がいるらしい

          文系脳なのに理系に進んでしまった者の末路

          案外なんとかなるから気にしなくて、ヨシ! 興味のおもむくまま進んで、ヨシ! 文系脳と理系脳文系脳、理系脳みたいな言葉が出るときのざっくりとしたイメージは、 文系脳=暗記が得意 理系脳=計算が得意 みたいな感じだと思う。 あるいは、数式を見たら頭痛やめまいがするなら文系脳。数値的な根拠が見出せないと信じられないなら理系脳、とか。 世の中には人に頼まれずとも歴史を暗記できる人間がいるし、ゲーム感覚で数学を解く人間もいる。そういう「いかにも」な人は迷わずそのまま道を突き進

          文系脳なのに理系に進んでしまった者の末路

          利己的な遺伝子にて

          言わずと知れたベストセラー本、リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」。 この本に一つ思うことがある。 これ読んでちゃんと理解できてる人間ほぼいないだろ、と。 この本、長い上に難しい。私も読んだことには読んだが、おそらく半分も理解できていない。色んな人の感想を見ても、「我々生命は遺伝子を次の世代へと繋げていくために存在して、体はあくまで遺伝子の乗り物にすぎない」的な説明文を書いて終わっている人がほとんど。タイトルからしてそういう論旨なのだろうから要約としては間違っていな

          利己的な遺伝子にて

          1ミリもマーケティングを知らない人間がマンガでわかるウェブマーケティング入門書を読んでみた感想(1万字超え)

          「漫画でわかるウェブマーケティング」というのを読んでみた。 普段はマーケティングと関係ない業務をしております。医薬品関係とだけ記述しておきます。 ウェブでマーケティングとなると余計に縁がなく、この業界について何も知らない人間として思ったことを書いていこうと思います。 本書の感想だけというより、読んでいて「そういえば」と気になったことなども書いていきました。そうするとあまり関係ない個人的な仕事論みたいなものも多くなってしまい、気付けば10000字を超えていました。まとまり

          1ミリもマーケティングを知らない人間がマンガでわかるウェブマーケティング入門書を読んでみた感想(1万字超え)