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メルカリと楽天の違い

『「メルカリ ハロ」登場、面接・履歴書不要で1時間から働ける』

スマホの画面にでてきたこのニュースでふと思った。

メルカリの勢いはすごい。私は少しだけメルカリをやっているが、メルカリユーザーは月間2,200万人ともいわれている。単純計算でいいのかわからないが、国民の5人に1人がやっているということか。

メルカリでビットコインも買えるし、メルカードも1年弱で200万枚を突破し国内トップレベルだという。

たかがといっては失礼だが、フリマアプリの会社が急成長し、いろんなことに触手を伸ばしてその勢いはとどまることをしらない。一時のLineのようだ。

一方、同じくフリマアプリを運営する楽天はどうだ。

ラクマも一応やっているが、同じ商品を掲載しておいても、ユーザー数の問題なのかアプリの機能の問題なのか理由はいろいろあると思うが、メルカリでは売れてラクマでは売れないものが多い。

ラクマはけち臭いクーポンばかり力を入れているだけで、中身が何もない。手数料を売り上げに応じて10%から4.5%になるようにしているが、全然魅力がない。だって、登録者が少なくてユーザーが女性や主婦層に偏っているから、私の出すものはほぼ売れないのだ。

たまった売り上げは楽天キャッシュにチャージでき、楽天ポイントと併用で使えるけど、売り上げが伸びないから使えない。メルカリはIDで別にポイントバックとかないけれど、売上がたまっていくのでIDで決済できるところであればつい使ってしまう。楽天キャッシュのようにいちいちチャージする必要もないのがいい。

楽天は5年連続の赤字らしい。某社長の傲慢さも目に付く。仕事で楽天モバイルの会社と関係があったが、金に糸目はつけないのでとにかく基地局を増やせという至上命令に、いやいややってる感満載だった。

CMの多さも逆効果だ。人は知っているものを買うという法則はわかるが、選挙のように楽天楽天と繰り返しているだけで中身のうす~い商品をゴリ押しされても買う気にはなれない。

ラクマにしろ、楽天ショッピングにしろ、楽天ブックにしろ、楽天トラベルにしろ、楽天が行うことは結局、既にあるもの、誰かがやっていることの真似だ。目新しいことがまったくない。中身がないからポイントで顧客をつかもうとしているのは当初からバレバレだったし、なんか薄っぺらい商売だ。

某社長が某雑誌で連載しているコラムも、薄っぺらいものにしか見えてこないのは、気のせいではないだろう。


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