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外国人に評価されないと自信が持てない日本人

日テレのnews every.で、いよいよゴールデンウィークだということで、注目の観光地として山口市を取り上げていた。

ニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2024年、世界で行くべき52か所」の3番目に選ばれた山口市から、日本テレビの森圭介アナウンサーが全国中継します!約70年ぶりの全面改修が行われている瑠璃光寺五重塔の現在の様子、ニューヨーク・タイムズ紙でも評価された大内文化や湯田温泉など、山口市の魅力が紹介されます。
(山口県ホームぺージより)

なんとも情けない話だ。

ニューヨーク・タイムスという権威に紹介されなければ、山口市は自分たちの街の良さを紹介したり、認識したりできないということが一点。
もう一点は、同じ新聞社でも日本の五大全国紙では、世界への発信力がないということの証であることが一点。
そして、「2024年、世界で行くべき〇か所」のように、コンセプトやテーマを決めて権威付けする「頭」がないということ。

日本はいつの間に、誰かに褒められなければ自分たちの良さに気づけない国民になってしまったのか。誰かがつくった権威におもねなければ、自分たちのことを紹介できない国民になってしまったのか。自分たちを測る物差しを他人に委ねている日本人のなんと多いことか。

いつまでもいつまでも、権威主義と前例踏襲で自分たちを変えようとしない国民性は、GDPでいよいよインドに抜かれて5位となり、幸福度は50位前後をウロウロし、経済成長の停滞が甚だしい。軍事力ランキングばかり高くなっていて、日本はいったいどこに向かうのか。

いい加減に眼を覚ませ!

そのためには自民党ではダメだ。政治家は政党に限らず信用できないが、今の既得権益を壊さない限り、日本に未来はない。

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