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■vol.43【営業提案】最近、社内で話題になっていること

今日はちょっと雰囲気を変えて、以下5つのトピックについて投稿しようと思います。リアルタイムな課題です。結構生々しいかな…


―本日のトピック5つ

①最近、社内で話題になっていることは?
②来年1月から3月にかける営業の方向性
③今年の仕掛けで良かったこと、悪かったこと
④スマスロ導入により起きた市場動向
⑤自社における現時点での営業課題を3つ挙げるとしたら?


―①最近、社内で話題になっていることは?

【長所伸展か、短所是正か(良い店を伸ばすべきか?わるい店の改善に着手するべきか?)

ということですが、業績の良い店の数値を伸ばすことを優先課題にするべきか…、それとも業績悪化店の改善に取り組むべきか…、悩んでいます。

セオリーというか、先入観、一般的(?)な観点だと、長所伸展でしょ、となることはもちろんわかっているのですが、本当にそうかなと。

(伸び代=結局機械投資だけ)なのと、機械投資もある一定を超えると投資効率が下がるため伸び代の限界を感じること。また逆に言うと良い店は多少悪くなっても機械投資ですぐに改善可能。であればわるい店を改善する方が長期的に考えたら総合的な業績は残る結果になる可能性があるかもしれないという考え方の狭間です。

前回までの投稿内容より、高稼働店も低稼働店も、今は「業界全体で射幸性を求める層へのアプローチしかしていない」上に、スマスロの登場でさらにそれは加速する見込み。しかし低射幸店には基本的にすでにそのような射幸性を求める層は少なく、客層の大半は【非射幸層】であることが考えられる(※低稼働店で一大イベントを行ってもちょっとしか盛り上がらないのはそのため)。であれば
【射幸層へのアプローチ=レッドオーシャン】
【非射幸層へのアプローチ=ブルーオーシャン】
と考えられるので思っているよりも効果が見込める可能性が考えられるかなと…


―②来年1月から3月にかけての営業の方向性

・機械は競合購入台数×8掛けを狙う
・「海」「ジャグラー」「1パチ」など非射幸性層へのアプローチ強化(PDCA強化、チャレンジ)
・ハイミドル、スマスロ、6.5号機などはやってる感だけ出しておく
・機械売却戦略はしない(無意味、非生産的、非効率、損失リスクの方が高い)

基本的に市場客数が減ってきているということは今まで通りの機械供給ペースは供給過多という事になります。しかし、現状見えている新台の販売台数は去年と同じか、多いまであります(※これはメーカーサイドからしたら売れるときに売りたい、在庫は残したくないので当たり前です)。であれば競合の8掛けくらいまでの台数に抑えつつ、ちょっとずつ下げていくしかない。あまり新台台数で引き離されると影響をモロに受けることになりますが、とは言え、供給過多がわかり切っているのに買い過ぎるのも良く無い。なら落としどころは“競合購入台数の8掛け”を狙いたいなと。

これも繰り返し投稿している内容ですが、射幸性を求める層へのアプローチは(単なる4パチ高射幸層と20スロ高射幸層の循環構造)であり、主に店内循環が促進されているだけの営業手法なので、2023年の営業はその高射幸アプローチオンリーの営業を脱却する必要があると確信しています。とはいっても当然高射幸層へのアプローチも必須なので、並行して非射幸性層へのアプローチを実行していくことになります。こっちはチャレンジという部分も強くありますが、長期的な戦略でもあるので実が出るまで根気が要ります。目に見える結果にフォーカスしがちな我々の業界では大変かも…(理解と協力が必須)


―③今年2022年の仕掛けで良かったこと、悪かったこと

・良かった事は無し。失敗、勉強になることしかなかった。
・機械を買い過ぎました(ヒット機を当てにいくことに執着したことが✖)
・射幸性を煽る営業しかしていなかった(射幸性を求める遊技層に対してのアプローチしか考えていなかった)


―④スマスロ導入により起きた市場動向

・スマスロ(6.5号機も)が入っても「海」「ジャグラー」「1P」などの非射幸性層のシェアは変わらない。
・去年の4Pトレンド以降、結局射幸性を求める遊技層の行き来が繰り返されるシーソーゲームでしかない。
・トレンドが周期的に変わっているだけで市場における総客数や総売上は変わらない。

これは最近の投稿でも繰り返しています(※note30~41)


―⑤自社における現時点での営業課題を3つ挙げるとしたら?

・射幸性だけにフォーカスする営業からの脱却
・ドミナントを活かした機械戦略と事例共有(成功/失敗)ができていない
・機種評価は不要な機械を買わないための精度をあげるべき(機械は競合に対して8掛けで十分)

いかがでしたでしょうか?リアルに今、課題だと感じていることをお伝えいたしました。

P業界の准教授@Pラボラトリー
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