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(PityChan『世光ちゃん。ぎらぎら♡』)ほんものの銭湯の跡地で、胃がせり上がるみたいな(出演します)(作品紹介)。

このあいだ稽古場からの帰り道、京王線に乗っていたら演劇集団 砂地の演出家の船岩さんという方とばったり鉢合わせて、「元はと言えばあの劇団名、俺が落書きで書いたんだぜ」という話を聞き、それが本当かどうかは分からないけれども「一番大きなものは、一番小さなものの中に」というコンセプトのもと、良質な会話劇をつくられている劇団が、Pitymanです。

過去には若手演出家コンクールで二年連続優秀賞を受賞、第8回せんがわ劇場演劇コンクールでは劇作家賞も受賞された山下由さんが主宰される団体です。

(実は第8回せんがわ劇場演劇コンクールには自分の団体、平泳ぎ本店も出場しており、その時の己のnoteがこちらなのですが時間は大体すべてのものを癒す)(せんがわ劇場演劇コンクールには感謝、感謝しかないです。)

そして、そのPitymanさんが”劇団内劇団”として立ち上げられたのがPity”Chan”で、曰く

Pityamanを母体としたPityChanという劇団内劇団。読み方は「ピティーちゃん」。劇団員が持ち込み企画を上演したり、manで築いてきたイメージを壊してしまいかねないようなふざけた話はこっちでやろうという身代わり的媒体。どうなっても所詮身代わりだし精神。藁人形劇団です。言うならば。藁人形を上演で使ったりはしないけど、なんなら。

とのことで、

「なに言ってんだろう?」

という気持ちをぐっと呑み込みながらも、貰った台本を読み、稽古場での様子をじっと見るに、「Pitymanで培った筆力と演出でもって際(キワ)を攻める(ブラックコメディ!)」ということだな!と納得し、せっかくここへ呼んでもらったからには持てるすべてを動員して頑張ろうと、そんなことをしみじみと思っている次第です(稽古場へ向かうのが楽しい)。

山下   (縄を回す身振りをしながら)「こう、『ヒュンヒュン…』っていうんじゃなくて、『ブォンブォンブォン!!!!』って感じで」

松本   (『ブォンブォンブォン!!!!』『ブォンブォンブォン!!!!』)…はい!

みたいな感じで稽古が進んでいます。
(足がつかなくなったら、泳げばいい(ひ、平泳ぎで…!)。)

そんなこんなで、公演の詳細を独断で紹介してみます。

『世光ちゃん。ぎらぎら♡』
脚本・演出 山下由
@北千住アートセンターBUoY
2018年11月13日(水)~18日(日)

◇あらすじ
声優の夢を諦めて東京から都落ちした世光ちゃんは田舎に戻り、元彼のツテを頼って就職した。

寂れるまさかり商店街再生事業として銭湯跡地の再利用を手がけることになったが、クライアントは無茶ばかり言う。

なんとか成功させて東京に舞い戻りたい世光ちゃんの前に現れたのは彼女との秘密を持った幼馴染のあの子だった。。。

嘘と本当が溶け合う濃紺コメディー。承認欲求が股を広げてあなたを誘う。

わたしを、みつけて♡

→会場は本当に銭湯の跡地であるBUoY(ブイ)です。北千住の裏路地を通り抜けてたどり着くおしゃれスペース。Pitymanらしからぬ、(言葉を選ばずに言えば)下品で挑発的なあらすじ!!

◇ご予約はこちらから。
https://www.quartet-online.net/ticket/msvtf5b?m=0cjicaj

稽古も、順調です!

◇キャスト
藤田りんご(Pityman)→「Pitymanといえばりんごさん。」メインビジュアルの女性です。山形県出身。太らないタイプ。
浅井裕子→小さくてパワフルな頼れるお姉さん。きっと姉御肌。サックスを吹き鳴らす。
梅田洋輔→アマヤドリなどにも出演される、若くて実直な演劇青年。(実は研究所の後輩!)
小林涼太(ピストンズ)→とにかくいかつい。大きい。けど私服や持ち物がとてもおしゃれでかわいい。BBQに長けている。
田久保柚香→「ぜったい観たことある」と思っていたら(劇)ヤリナゲの『みのほど』に出ていた――!!!かつて早大劇研に所属していたことがあるとのこと。男役タイプらしい。
中山将志→ためらわずにお尻を出すお兄さん。昔SPもやっていたらしい。最近衝動買いしたウサギの毛並みが成長につれて変わってしまい、名前を「姫」から「田吾作」に変更したとのこと。
松本一歩(平泳ぎ本店)→わたし。
ほりゆり(onnamichi)→ラグジュアリー!!!稽古場でフルーツが入った「デトックスウォーター」を飲んでいた(初めて見た)。LINEでは大女優スタンプを用いる。
三ツ井シャーロット結花♡(PityChan)→フランス人とのクォーター。やさしい。言うなれば中条あやみであり小松菜奈。

◇公演日時
11月
13(火)19時【お得!プレビュー回】
14(水)19時 ☆アフタートーク【お得!初Chan割】
15(木)19時半【お得!初Chan割】
16(金)14時【お得!初Chan割】/19時半
17(土)13/18時+★Pity Night
18(日)12時

◇イベント詳細
☆14日(水)19時アフタートーク
劇作家 篠原久美子氏 (劇団劇作家代表)
→主宰の山下さんと篠原さんのバチバチのトークが繰り広げられるそうです!!(やっちまえ!)

★17日(土)18時Pity Night
Pityman劇団員 藤田りんご、タナカサワキ、長野功による
『世光ちゃん。ぎらぎら♡』
スピンオフをお届けします(15分程度を予定)
→長野さんは現在俳優を廃業されてしまったとのことで、そんな長野さんの姿を舞台上で観られるチャンス!!山下さん曰く「結果的に結構ちゃんと書いた」とのことで、これぞPitymanの本領!!

◇ご予約は、こちらから出来ます。
https://www.quartet-online.net/ticket/msvtf5b?m=0cjicaj

◇券種(お得なチケットがたくさんあり〼!)

□通常・前売り 3000円

□【お得!】初Chan割 2000円
14日(水)19時/15日(木)19時半/16日(金)14時
(Pity"Chan"初観劇の方、各回枚数限定)
→Pitymanを観たことがあっても、Pity"Chan"が初めてなら、もれなくお得になりますよ!

□【超絶おすすめ!!】プレビュー回 13日(火)19時
「1500円!!」(SNSで発信してくれる方)

→11月13日(水)プレビュー回は、事前の通し稽古やリハーサルを重ねた上で、皆さまに本番さながらの試演をお楽しみいただけるよう準備しております。
観劇後のSNSでの情報発信媒体は・ツイッター・アメブロ・フェイスブック・ノート・インスタグラム、どんなものでも大丈夫です。
#世光ちゃん #PityChan などのタグ付けや〝面白かった〟〝つまらなかった〟〝PityChanみてきた〟等一言のみでも、もしくは公演のお知らせをコピー&ペーストで発信していただくかたちでも問題ありません。

→今回の『世光ちゃん。』はいろいろと実験的なギミックもあったりして、実際にお客さんに観てもらって初めて分かることも沢山あるような気がします。あまり観たことないような体験をしに、ぜひぜひ誰よりも早く劇場へお越しください!オススメです!!

◇ご予約はこちらからどうぞ!
https://www.quartet-online.net/ticket/msvtf5b?m=0cjicaj

劇場でお会いできるのを、心より楽しみにお待ちしています!!

まつもとかずほ

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