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我が家の自由研究、あこや真珠のちオセロ

先日のこと。
夏休みの自由研究を兼ねて、自宅にて「あこや貝から真珠を取り出す」体験型ワークショップを開催しました。
講師はワイフ、参加メンバーは、ばあば、長男、長女、パパの5人。

実は我が家には大きく2つの事業が存在しており、その2つの事業((株)ワンスレッド/雑貨・寝具等の企画・販売、日本雑貨(株)/ジュエリー製造・卸)がクロスしつつ公私も混合し、まさにワークライフミックス。
結婚して子供ができ、家庭がスタートした当初は仕事とプライベートを分ける議論も多々ありましたが、今ではこれは我が家の個性だろうと割り切って、家事も仕事も家族事として捉えております。

自宅であこや貝から真珠を取り出す体験ができるのも、真珠を主力素材として扱うワイフを妻に持つ我が家だからこその特権であり、家遊びだったり。

ちょうどばあばが助っ人に来てくれているタイミングだったので、親孝行と夏休みの思い出作りも兼ねることができました。

あこや真珠ができるまで

あこや真珠はあこや貝を稚貝から母貝に育て、核入れをし真珠ができあがりますが、その背景には豊かな海と、絶え間ない職人さん達の愛情と努力があります。
稚貝を育てる時も貝掃除を行い、台風や赤潮、海洋汚染などにも備えながら海と貝を守り、まさに365日休みなく職人さん達が手をかけ、育てます。さらに、真珠が取り出された後、選別や加工など様々な工程を経て市場に製品が並びますが、この愛情や努力を知ると、真珠の輝きは、今よりもっともっと増し、愛着が沸くと思うのです

そんなことを伝えながら、さっそくスタート。

気になる貝を自分たちで選び、へらを使って貝を開けます。
貝は固く閉じているので無理に開けるのは難しく、危ないです。
へらを差し込んで貝柱を外すようにすると比較的簡単に開けることができたので、そこまでは親がやり、最後に開ききるところは子どもたちに体験してもらいました。この開く瞬間も感動ポイントです。

そしてやさしくヘラを使いながら真珠を探します。
そして何かいるな?というところを発見したら、やさしくその何かを取り出します。

イッツアビューティフォー。
まさに感動の瞬間。
取り出したばかりの真珠は、取り出したばかりなのに想像以上に綺麗です。
まだ何も加工をしていないのに、とっても美しい!
取り出すまで、どんな色か、形かワクワクドキドキですが、取り出した瞬間にその期待を上回ります(きっと)。

今回はばあばと子どもたち2人、そして我が夫婦の5人でやりましたが、子どもとばあばはあまりの感動にもう一回とリピート。

取り出した真珠は塩でもみ、布で磨くことでさらに美しい照りと輝きが出ます。うーん、うっとり。

あこや真珠の美しさと、技術を継承するために

あこや真珠の繊細な美しさ、技術を継承するためにも、少しでもこの魅力をみなさんにお伝えしていきたい、そして次世代のために海を少しでもきれいにしていきたいというのがワイフの心の内であり、事業のベースにあったりします。

ちなみに9月5日には横浜そごうの9階で「あこや貝から真珠取り出し体験のワークショップ」を開催しますので、気になる方は下のリンクをチェックです。

そして提出した自由研究は・・・

オセロ!

あこや真珠の取り出し体験は貴重だし、感動的なので、是非小学校の夏休みの宿題(自由研究)として提出して欲しかったのですけれども、本人としてはもっと自分で作った感があるものの方が良いとのことで、最終的には自作オセロを提出することになりました。

まあ、もともとワイフの開催するワークショップの準備を兼ねて、子どもたちにモニターになってもらったといういきさつで、彼はもともと何か作ることを宿題のテーマにしていましたしね。

とは言え、お蔵入りさせるにはもったいない体験(思い出)なので、noteでこっそり発表させていただきました。

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