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火星の怒りと嫌悪感


火星による怒りの吐き出し方と
チャートから他者に感じる嫌悪感の産まれ方を書いて参ります。

火星による怒りの吐き出し方は、
ハウス、サインにより様々に顕れます。(トロピカル式による記事となっています。)

ハウスに対する火星の働きで
怒りの矛先を出して参ります

ハウスとサインの組合せを変えることで自分の火星を確認してみましょう

~1ハウス~
自分の感覚を大切にしながら
それを堂々と顕し

~牡羊座~
感情がおさまるまで真っ直ぐ発散します。
気持ちがひくとともに落ち着きも取り戻されるでしょう

~2ハウス~
自分にとって価値のあるものに関わることを通して

~牡牛座~
食欲などの自身の糧になるような時間として活かし自身を満たします。

~3ハウス~
納得するまで理由をさがし、
その解釈を他者に吐き出しながら

~双子座~
気晴らしをしながら
新たなネタを手に入れ
自己の好奇心を拡張し
気持ちを切り換えます。

~4ハウス~
日々の日常に気を向け
変わらないことやルーティン
を大切にして

~蟹座~
気持ちを切り替え
気持ちを乱す原因から遠ざかろうとするでしょう。

~5ハウス~
子供やレジャー、ギャンブル、創作など
楽しいことに転嫁して

~獅子座~
自己完結し、動じない自分を取り戻そうとします。

~6ハウス~
落ち度を探しながら、
問題点を整理することで

~乙女座~
自分の正当性を確認して
再度挑みます

~7ハウス~
まずは原因となるものに向き合い
自分事として当事者と共に

~天秤座~
状況を整え、整理し
意味のあることに繋げます

~8ハウス~
相手の責任とすることで

~蠍座~
気持ちに働きかけ
味方とこれを共有し
それを維持するように努めます

~9ハウス~
これからの為に
できることを実行して

~射手座~
突き詰め集中していくことで
気持ちを満たします。

~10ハウス~
結果や利益といった
明確なものを示したり
実績を示しながら

〜山羊座〜
これからどうしていくか
発展的で具体的なものを求めます

〜11ハウス〜
周囲に働きかけ
グループや仲間と連携して

〜水瓶座〜
問題点と向き合い
解決を目指します。

〜12ハウス〜
自分だけのこととして
何にも煩わされず

こうした
火星の働きかけは、特に嫌悪を感じる相手への不満やストレスから働きます。
それでは占星術における嫌悪とはどのようなものでしょうか?

嫌悪感が現れる基本的なネイタルの状況として
否定したり制限されている要素が関係しています
自分がコントロールしようと向き合っている物事だからこそ
その内包しているリスクや責任を、顧みることなく
自由に扱っている人や強く押し出している人に
嫌悪感や危機感を感じたり、羨ましさや妬みを感じることで、
拒絶や反感として自分を守ります、人はきっと自身を写す鏡なのでしょう。

こうした働きがあらわれる配置をみてまいりましょう。

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