サイデリアル式
ドデカテモリー
サインイメージシリーズ
～蟹座編～
♋️♋️（0°～2.49°）
-記憶-
記憶は過去の残滓であり、現在の礎です。
記憶を頼りに物事は安定する道を見出して、不確かな現在を揺るがない形にするができるのでしょう。
記憶は存在を決定し、現在に意味を与える大切なルーツです。

♋️♌️（2.5°～4.99°）
-思い出-
思い出は記憶と似て異なるものです。
思い出は磨かれ輝くことで、それぞれの中で特別なものとなってゆきます、思い出を特別なものとすることで、記念日はつくられ、祝いうことが今を幸せとして残していきます。それはまた思い出というアルバムに閉じられ、大切に磨かれるのです

♋️♍️（5°～7.49°）
-正義-
それぞれのもつ過去を大切にしていくと、それは価値観となり、ひとつひとつ形の異なる正義となります。
価値観という名の正義は、時に争い、ぶつかります、正義が折れないのは、それぞれの過去とそれにまつわる縁を背負っているからです。
正義は過去の尊重であり誇りでもあります。

♋️♎️（7.5°～9.99°）
-施し-
過去と共に積み重ねた大切なものを雨のよう他に分け与える事でそれは施しとなります、施す事で新たな関係が産まれ育まれます、それはまた新たな大切なものとして水が雲に戻るように還元され、潤いを広げます。
施す事は価値観の共有であり、慈しみとなるのです。

♋️♏️（10°～12.49°）
-大河-
過去から連なる大きな流れを理解して、受け入れる事で、川を下り産まれた海に戻る魚のように、物事はあるべき所へと迷うこと無く進むことが出来ます。
その大河と一体化した自然な姿はみるものを魅了する美しさと力強さを産み出す事でしょう。

♋️♐️（12.5°～14.99°）
-伝統-
過去から受け継ぎ託されてきたものを形として顕し、活用していくことで、それは伝統として、価値を産み出します。
伝統は担い手がいてこそ受け継がれ、そこに価値があるから大切に残されます、伝統が廃れず残ることはいつの時代でも再発見される価値を内包しているからなのでしょう。

♋️♑️（15°～17.49°）
-郷土-
全てのものには、それを育んだ場所があり、そこはルーツとなります、時間とともに形が変わっても、郷土は原点として、常に存在しつづけ、当時の名残は時間を越えて想い出と場所を繋げます。
根付いても、離れても、切り離す事の出来ない一部となった場所それが郷土です。

♋️♒️（17.5°～19.99°）
-寂寥の街-
変化を拒む事で、時間の流れはものを風化させ、活力を失わせてゆきます、時間の流れに追われ寂寥感が産まれた街は、忘れ去れ消え失せないように、より良い価値を探して再発見する事で形を変え表層を入れ替えながら、根底の変わらぬものを守り続けて行くでしょう。

♋️♓️（20°～22.49°）
-吟遊詩人-
故郷から踏み出し、過去の栄華も没落も、すべてを抱え、物語として伝えてゆく吟遊詩人は、その旅の中での一期一会の出会いも新たな詩として、目に見えない荷物を増やし歩みを進めます。
吟遊詩人の奏でる詩は人々の中にある想い出と共振し、新たな価値を産み出します。

♋️♈️（22.5°～24.99°）
-習慣-
時の歩みの中で、物事は多くの出来事に触れ、育つうちに繰り返し形を定めていく事となってゆきます、無垢で何色にも変わる存在は外の刺激に染まりながら、それぞれの色を手に入れてゆくこととなるでしょう。
習慣は存在を染め上げ、形を定める経験の蓄積です。

♋️♉️（25°～27.49°）
-交易路-
主要な路は開拓されたその時から、多くのものがその上を辿り反復していくうちに、形が整い大切にされて育ちます。
時とともに役割を産み出し、価値が賑わいを呼び、確かな存在として使い込まれてゆくでしょう
日常に溶け込みながら、時代を見守り、当たり前にある道としてそこに歴史を刻み続けます。

♋️♊️（27.5°～29.99°）
-文化交流-
それぞれの文化は交易路を通して混じり合い新しい価値を産んでいきます、文化の違いは時に争いも産みますが、その交流は他の文化の歩みを知り、そして、自らの歩みを他に広める事でもあります。
自国の文化を顧みる事で、他国の文化の重みを理解する事が交流の要です。