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ネサフの距離感とサイズ感

 昨日は出版編集A、第8回目の授業だった。
授業内容は、dropboxのpaperにインターネットから自分でお気に入りのページ(50個)を見つけ、それらを貼り付けてまとめるということだ。

 ネットサーフィンは息をするように毎日しているので、探す点では苦労することがなかった。ただ選ぶという点では、最終的にこれはnoteで紹介するという課題に繋がっているから、これ選んで大丈夫だろうか?みたいな心配とか、思いの外自分は偏ったジャンルの情報ばかり閲覧しているんだなと思うことがあった。

ネサフで得る情報の距離感 

 ところで、私はネサフをよくするがインターネットで得る情報のことを完全に信じてはいない。事実のように振舞う素振りをする情報の中にも間違っていることがある。(災害時のSNS上での混乱とか)だから、あくまでもネットで見つけた情報は ”インターネットにある情報” として受け入れる。どんな情報でも情報には変わりなく、嘘か真実かの判断をするのは自分にあると思う。
 数ある情報収集手段の中からインターネットを使う手段を取ったのは紛れもない自分なのだから。と、こう考えているのもあり、私はネットの情報を100%信じるみたいなことは滅多に無い。 

 だけど、あえて胡散臭い記事を探したり、嘘だとわかる情報をわざわざ見ることもする。嘘本当関係なく面白かったり、アイデアの種になる時もあるし、「怪しいことがこの情報を面白くさせている」ということに気付いたり、嘘であること前提で見ていると違う面白い見方ができたり色々楽しいことがある。

 いつかはフェイクニュースなんかも面白がって見れるかもしれないし、都合よく利用できるかもしれない。そう簡単に出来るわけじゃないだろうけど。

 私が感じるこれらの面白さや、求める面白さにはあまり情報の面白さに真偽や細かなことは関係ないのだと思う。
(この意識はあまりよくないことにも繋がっていくような気もする。また別の機会で書くかもしれない)

情報にも満たないような小さく短い情報

 そして全く話が変わるけど、ネットにはもっと瞬発的に面白さを感じさせるものがあったりする。
 それは例えばTwitterで見るクソコラや誤字等が該当すると思う。これらはテンプレ化していたりパターンがあったりもする。大体画像の面白さや、パワーワード(インパクトのある言葉)で、出オチタイプだ。
 
 具体例として誤植を一つ挙げてみる。

「くお~!! ぶつかる~!! ここでアクセル全開、インド人を右に!」

 唐突に現れるインド人の勢いがすごい!これが面白いと感じるか感じないかは個人によるけど、私が初めて見たときは面白いなと思った。
本当はインド人の部分が、ハンドルだったらしい。
特にこれ以上言うことは何も無い。

 本来の文章の意味は破綻しているけど面白い。面白ければいいというわけでは無いけど、直感で面白く感じる

 個人的に直感で面白く感じることについての話をする。それはネサフで面白いと思うものとテレビで面白く感じるものが少し違うことだ。
 テレビでは個の "情報" を見るというよりも ”番組” として情報を見ている感覚がある。だから60分や30分の尺の中、その中の文節や章のような流れを通して見て面白さを感じる。
 これに対してネサフでは個の ”情報” として見る感覚が強くあり、目に止まった瞬間に短くわかりやすいインパクトのあるものに面白さを感じる。(YouTuberの動画のサムネイルにスーパーの特売チラシのような見た目をしているものが多いのもそういうことなのかもしれない。)
これらがいつも絶対というわけでは無いが、こういう傾向が自分の中にある。

ネサフの距離感とサイズ感

 ここまで書いてきたものの、これらのことから何か言いたいことがあるわけでは無い。話をうまくまとめられなかった。熱中症気味なので。
自分が思うには、インターネット上では自分の関心が向いたものへの知識や自分が面白いと思う情報しか得ることができない。
どんな有益な情報や、正しい情報があったとしても自分の意識や関心がそこへ向かわない限り得ることができないと思う。むしろ間違っている情報や、くだらない情報ばかり吸収しているかもしれない。

広大な空間に思えるインターネットやそこに格納されている膨大な情報が、個人とインターネットの間になった途端、とても小さい部屋のインターネットと数十冊の本程度にしか満たない情報かもしれない。

 授業で色んなページを集めている中で、ふとこんなことを感じたものの、インターネットに嫌悪を抱くことは無い。自分が偏ったジャンルの情報を好んで見ていることに気が付いてもあ、そうなんだ〜、へ〜という感じだ。あと、こんな感じでも誰かから注意されたり文句を言われることが無いというのが最高だ。
ゆるい話の終わり方になったけど、これからも自分は当たり前のようにネサフをしていこうと思う。

 ヘッダー画像は今朝のネサフ検索履歴のスクショ