これもまた古い話になります。
30年ぐらい前、ねこぢると私が買い物がてら町田の駅前を歩いてました。
交番とからくり時計のある東口の広場です。
天気のいい日の午後２時頃でした。
　いきなり高校～大学生ぐらいの女の子が走り寄って来て、
ねこぢるの着ているTシャツを指差し、
「これどこで買ったんですか？」と質問しました。
ねこぢるは「これは雑誌の景品で売ってないです、ほしいなら
その雑誌の懸賞に応募するしかないです。」と答えていました。
そのTシャツにはねこぢるの、ぢるぢる旅行記の絵が印刷されていたと思います。
女の子は「そうですか、ありがとうございます。」と残念そうに立ち去りました。
　私は後ろでそのやりとりを見ていました。
ねこぢるが言ったことはその通りで、なんの間違いもないのだけど、
着ているTシャツをあげるわけにはいかなくとも、
あなたがねこぢるなのだから、サインぐらいしてあげれば良さそうなものなのになと思いました。
　ねこぢるの配慮が足りないせいなのか、なにか思うところがあってなのか,
とっさには分からなかったので、黙っていました。
　余計なことを言うと、後で思い返して唐突に怒られたりするからですw