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プライベート絵

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PrivateWorks / 個人的に描いた絵+メイキング
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#スイーツ

「パイナップルの日のさかさまケーキ②」

8月ももう終わりますが 「夏っぽいもの描いときたい!」衝動で パイナップルの日・リターンズ。 こういうシチュエーションは描いたことないのでちょっとチャレンジでした。高校の修学旅行で、沖縄のパイナップル畑を見たなぁなんて思い出しながら。 最近ツイステ(ディズニーのソシャゲ)でスティッチコラボやってるの見て、こういう南国っぽいのも素敵だな〜と思ったり。 スティッチもモアナも映画本編をちゃんと見たことはないけど、背景画やコンセプトアートにときめく。 ポカホンタスは昔うちにレーザ

「パイナップルの日のさかさまケーキ」

8月17日はパ(8)イ(1)ナ(7)ップルの日。 さかさまケーキとは?欧米のホームメイドケーキとして印象強いこのケーキが、『台所のメアリー・ポピンズ』という本に登場します。 この本のレシピで使っているのは黄桃なので、「パイナップルの日」に合わせて描くにはそぐわない気もしますが、描きたかったから描きました。 バックのパターン柄もパイナップルの皮のイメージ。 台所のメアリー・ポピンズ『台所のメアリー・ポピンズ』とは、メアリー・ポピンズシリーズのうち、物語とレシピ本が合体したユ

「七夕のこんぺいとう」

七月は忙しくなりそうなのでちょっと早めに七夕の節句。 七月七日は「こんぺいとうの日」でもあります。 こんぺいとうの製造メーカー四社で結成した「金平糖deつなぐ会」が制定した記念日。 金平糖作り風景、科学の実験のようでもありおもしろいです。 梅仕事(梅のシーズンに梅酒や梅シロップを作ること)に、氷砂糖でなく金平糖を使うのもかわいい。 角砂糖がわりに紅茶やコーヒーに入れても良し。 また、七月七日は「そうめんの日」にも定められています。 こちらは伝統的な行事食。織姫の糸や天の

「ひな祭りの菱餅」

三月三日は桃の節句。少し早いけど雛祭りの絵です。 旧暦の三月三日ごろは桃の花が咲く季節。また桃には魔除けの力があるとも考えられていました。 もともとは男女問わず子どもが無事に成長することを祝うものだったのが、端午の節句(こどもの日)が男の子・上巳の節句(ひな祭り)が女の子の行事として定着したんですね。 現在の「雛人形」についてこちらでわかりやすく解説されています↓ おだいりさ〜まとおひなさま〜♪ の歌で誤解されがちですが、 「内裏雛(だいりびな)」とは女雛・男雛のセット

「シャンドルールのクレープ」

2月2日はシャンドルール(聖燭祭)でした 。 フランスではこの日にクレープを食べる風習があるそうです。 シャンドルールについて調べていると、 持ち手の長いフライパンを使って暖炉でクレープを焼く絵が見当たりました。その光景にときめいた… 最初は背景に暖炉も描こうかと思ったけどシルエットが綺麗に見えなくなるので省略。興味がある人はぐぐってみてくださいな。 左手でコインを握りながら右手でフライパンのクレープを綺麗にひっくり返せると幸運になれるのだとか? この風習については日本語

「鏡開きのぜんざい」

今日は成人の日ですね。 新成人の皆様、おめでとうございます。 1/11は日本の各地で「鏡開き」が行われます。 鏡開きとは?鏡開きで割ったお餅は かき餅や揚げ餅、お雑煮、おしるこ、ぜんざいなどで食べるそうで。 今年の我が家では8日にぜんざいとおしるこの中間のようなかんじで食べました。 (個包装のお餅を買っているので、お雑煮はいつも元旦から食べているのですが) 私は子供の頃は小豆が苦手でこの手の和菓子はあまり食べられなかったのですが、今は美味しくいただけます。 イラストではどれ

「べファーナの甘い石炭」

あけましておめでとうございます。 三ヶ日も過ぎてお正月ムードも落ち着いた頃かと思いますが、描きたかったクリスマスっぽい絵を。 イタリアでは1/6の公現祭(エピファニー)の前夜、 1/5にホウキで空を飛ぶお婆さん・ベファーナがやってきます。 良い子にはプレゼントを、悪い子には石炭を、靴下へ入れに。 ベファーナとは?サンタさんのためにクッキーとミルクを用意しておくように、 ベファーナのためにワインと、地元の食べ物をのせた皿を用意しておく風習があるのだとか。 私がベファーナを

「聖ニコラウスの日のスペクラティウス」

12/6は聖ニコラウスの日(ドイツ語ではSankt Nikolaus Tag)。 サンタの起源であるといわれている聖人の命日です。 サンタクロース・デーとも呼ばれるこの日は、 よく磨いたブーツを玄関やベッド脇に置いて眠ると、朝にはブーツの中にお菓子やプレゼントが入っているそうな。 スペクラティウスとは?聖ニコラウスは日本でイメージする典型的サンタより「聖人」ってかんじの服装。十字架のついた帽子を被り、杖を持っている。 そして1年間いい子でいたかどうかを記録してある本を持って

「モンスター・プリンセス」

久しぶりのオリジナル。 ハロウィンは過ぎてしまったけれど、お菓子とモンスターの絵。 ガーリー!ピンク!でもどこか不穏。なかんじにしたいと思いながら。 中央上から時計回りに、 節くれ立った魔女の手からは 赤いカップケーキ(レッドベルベットケーキ?)。 赤いソースが垂れて毒々しいかんじ。 羽毛に覆われた鉤爪の手からは チェリーとウェハースの乗ったバタークリームカップケーキ。 カラフルでポップなかんじ。 骸骨の手からは ハート方のロリポップキャンディ。 色とリボンはかわいい

「10月4日のシナモンロール」

10月4日は「シナモンロールの日(Kanelbullens dag)」でした。 シナモンロール発祥の地だというスウェーデンでは 「フィーカ(fika)」という「甘いものといっしょにコーヒーを飲む」時間でシナモンロールが定番なのだとか。 イラストのファッションは シナモンロールといえば北欧…の連想で ムーミンのリトル・ミィとスナフキンをイメージ。 ムーミンはスウェーデンでなくフィンランドですが、やはりシナモンロールは人気らしい。 フィンランド語ではシナモンロールを「Korva

「かき氷の日の白くま」

7月25日は「かき氷の日」。 「かき氷」が別名で「夏氷(なつごおり)」とも呼ばれることから、「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせ。 また1993年のこの日、山形県で当時の最高気温40.8度が観測され、かき氷を食べるにふさわしいとされたからとのこと。 最近は豪華で種類豊富なかき氷専門店が増えましたね。 そうした店を梯子してかき氷を食べまくるかき氷好きは「ゴーラー」と呼ばれるそうです。 「白くま」とは?「天文館むじゃき」のウェブサイトではさまざまな「白熊」メニューが見れ

「6月30日の水無月」

7月7日は七夕ですが、6月の和菓子の絵です。 梅雨は明けたけど台風でまだ雨が続くらしいのでまぁよかろ。 ということで。 「水無月」とは?今まではキャラクターに合わせてお菓子もハイライトは入れないでやってましたが、今回は艶めかせてみました。 このシリーズは特定の日に食べられる伝統菓子や、「〇〇の日」に合わせて描いているのですが。 和菓子はあんまり描く機会がありませんでした。 パッと思いつくのだと、雛祭りの菱餅かひなあられ、こどもの日の柏餅…でしょうか。どちらも描き逃したので

「聖霊降臨祭のコロンビエ」

2022年のペンテコステ(聖霊降臨祭)は 西方教会で6月5日、東方教会で6月12日。 ペンテコステはクリスマス、イースターと合わせてキリスト教「三大祭」のひとつなんだそうで。 (「パントコート」と表記する場合もあるらしい。国によって読み方が違うのかな) コロンビエとは?…と、日本のインターネットで調べたらこんなかんじでしたが、Gâteau colombierなどで検索したら糖衣でなくカラフルなアーモンドで表面をぶわーっと覆ったケーキがヒットしたり。現代の実態はどんなかんじ

「りんご型のアップルパイ」

5/13は「アップルパイの日(National Apple Pie Day)」。 これはアメリカで制定された日です。 アメリカではアップルパイは国を代表するデザート。 “as American as apple pie(アップルパイのようにアメリカ的な)”という慣用句もあるほど。 「おふくろの味」的な立ち位置であるそうなので、 右側には欧米のレトロかわいいおばあちゃんをイメージしたキャラを添えてみました。 (クレアおばさんやステラおばさんのような…?) 寝る時以外にこんなヘ