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【USGS】地震情報の設定変更α1:半径5000km以内・過去13か月、測定中心位置:小笠原・母島


⭐︎今回はUSGSのデータ取得設定を変更すると共に、フィルターを使った結果も追加。
 → データ取得設定を変更:半径5000km以内、震源深さの指定なし、過去13か月、、、
 → フィルター使用の結果:フィルター設定aの結果→【生成されたピボットテーブル(2)】

⭐︎⭐︎最近地震が多く発生しているような…。結果は次の通り。
 「この一年間を見ると、2023年11月が最も多く9回」
・北半球だけに絞ると、南半球ほどではない ! ?  でも、安心できる訳ではないが…。

【USGS】地球マークを選択[押下]すると、地震発生分布が表示される。
   震源深さの指定なし、マグニチュード6.0以上、過去13か月分を見ると、母島を中心に半径5,000kmでは55回の地震が発生している。
   ダウンロードしたデータをアプリ「Numbers」のピボットテーブルを使って、発生年月別に件数をカウントした所、2023年11月が最も多く9回であった[マグニチュード6.0x1,6.1x3,6.7x3,.6.9x1,7.1x1]。その次が2023年10月の8回[マグニチュード6.0x1,6.1x2,6.4x2,6.7x2,6.9x1]。
 
【USGSの設定内訳】
【基準の位置情報】小笠原・母島
アンナビーチ母島ユースホステル(Gest_House)近く
26.639385°N 142.157308°E
(26.6394, 142.1573)

この場所を中心に半径5,000kmの地震情報を取得する様に設定。その他の条件は次の通り。
・震源の深さ:設定なし
・マグニチュード:6.0以上
・地震情報の取得期間:20221101,00:00 - 20231130,23:59 (注: 2023/11/26 現在)


【USGS】の設定を変更する場合は「ギアマーク」⚙を押して[選択して]、「検索の変更」(原文では「MODIFY SEARCH」)を押して[選択して]、該当部分を訂正する。訂正できたら、「検索」(原文では「SEARCH」)を押す。
※使用しているアプリ:「Chrome」(上記「原文では」とは翻訳機能OFFの場合)


https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map/?extent=-25.79989,120.58594&extent=61.18562,188.08594&range=search&baseLayer=terrain&settings=true&search=%7B%22name%22:%22Search%20Results%22,%22params%22:%7B%22starttime%22:%222022-11-01T00:00:01.152Z%22,%22endtime%22:%222023-11-30T23:59:59.152Z%22,%22latitude%22:26.6394,%22longitude%22:142.1573,%22maxradiuskm%22:5000,%22minmagnitude%22:6,%22orderby%22:%22time%22%7D%7D

【注意】世界各地の標準時は協定世界時(UTC)を基準として定められており、日本標準時(JST)は、協定世界時より9時間進んでいます(東経135度分の時差)。このことから、日本標準時は「+0900(JST)」と表記されます。
※今回は、日本の(JST)に合わせるため、【USGS】の設定を(UTC+0900)とした。


【表計算アプリ「Numbers」のピボットテーブル設定】
① 【年月列の新設】ダウンロードした発生時刻の横に列を追加して新設。ダウンロードした発生時刻の列から、次の関数でセルB2には「年月」のみを生成し、B3以降の各セルにはコピペ。→タイトル行は「yyyy_mm」を入力。
・追加新設した列内のセル B2=MID($A2,1,4)&"_"&MID($A2,6,2)
② 【カウント列の新設】新設した各セルに値“1”を設定。→タイトル行は「N」を入力。
③ 上記①②と「マグニチュード」を含めて列選択し(他の列が含まれても良い。今回の場合、行はタイトル行も含む全部)、「列アクション」を選択し、さらに、「選択したセルのピボットテーブルを作成」を選択。
④「この表に値を追加するには、ピボットオプションを表示します。」と表示されたら、この「ピボットオプション」部分を選択。
⑤表示されている「フィールド」内の項目を以下の通りドラッグ&ドロップ。
・「yyyy_mm」(上記①) →「列」
・「mag」(マグニチュード)→「行」[マグニチュードは下側に隠れてたりする。]
・「N」(上記②)→「値」
⑥右上に表示されている「✕」を選択[押下]。
ーーー以上でピボットテーブルの生成は完了ーーー

【生成されたピボットテーブル(1)】




【フィルター設定a 】北半球における地震活動だけに絞り込む「フィルター」設定
上記ピボットテーブル生成後に、「緯度(Latitude)ゼロ以上」のフィルター設定した結果は次の【生成されたピボットテーブル(2)】となった。
 フィルター処理後のピボットテーブルを見ると、発生年月別件数のカウント最頻値は、2023年10月が最も多く6回[マグニチュード6.0x1,6.1x2,6.4x2,.6.7x1]。
その次に多い年月は2023年9月の5回[マグニチュード6.0x2,6.1x1,6.2x1,6.3x1]。
 
【生成されたピボットテーブル(2)】

北半球における地震活動だけに絞り込む「フィルター」設定後の値


【フィルター設定要領】緯度(Latitude)ゼロ以上

ピボットテーブルにおける【フィルター設定要領】緯度(Latitude)ゼロ以上







【参考】
【リンク】「地震:【気象庁】主な地震の発震機構解(速報値), 初動発震機構解」


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