三角関係

娘は幼稚園バスに乗って幼稚園へ行く。
同じバス停から乗るのは、2歳年上の年長さんの男の子2人。
一人はお隣りのアパートのIくん。
もう一人はIくんのアパートの駐車場の先の家に住んでいて、姉の同級生の子のHくん。
IくんもHくんも、とっても素敵な男の子だ。

Iくんは通園バスの待ち時間もHくんと走り回って遊んだり、バスに乗ったら、先にバスに乗って座っている男の子の横へ座り、遊ぶ。娘のことは別に嫌いではない感じで、毎朝大きな声で挨拶をしてくれるし、お隣りさんなのでお休みの日なども会うが、会う度に「またバス停でね!」と声を掛けてくれる。それでも女の子よりも男の子と遊びたい!という気持ちが溢れ出ている。
Hくんも男の子と遊びたい気持ちが伝わってくる。同時に娘のこともとても気に入ってくれていて、通園バスに乗ったら自分の隣の席に座るよう娘に手招きしてくれたり、「娘ちゃん、かわいい」「娘ちゃん、好き」と言って、娘にハグしてくれたりする。

Hくんは娘のことが好きなようだ。が、娘はHくんよりもIくんのことが好きなようだ。Hくんの名前の方をよく口にするし、目で追っている。

切ない三角関係。
これもあと半年。
半年でどのような展開をみせるやら。

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