ツリーハウスに憧れた中年オジサンの話。

RIDEです。年をとってきたせいか、色んなことのルーツを考える癖がついてしまって。昔の自分って今に思えば、こういう因果関係のもとにこうなっちゃったよね~ってことありませんか?

例えば大学生の頃、日本を飛び出してインドやネパールを放浪したことがあるんですが、今に思えば中学生の頃に観た映画インディ・ジョーンズの二作目『魔宮の伝説』がきっかけでインドへ行ってしまったのかもしれないなあって。映画の舞台はインド。もちろん、当時は何ら意識してませんが潜在意識にすり込まれていたかも。まあ、他にも色んな本の影響は受けていたとは思いますけど。

インディ・ジョーンズシリーズを観たのはボクがまだ中学生の頃ですが、小学校に入るか入らないかの頃から冒険ものが大好きだった覚えがあって、中でもトム ソーヤの冒険が本当に好きでよく観ていましたね。ハウス食品シリーズ懐かしい。今の若い世代の人にはわからないかな。

それにしても、自分はなんでツリーハウスの歌を作ったんだろう?って

いつもの癖で、遡ってルーツを考えていると、ブルーハーツの歌『1000のバイオリン』の歌詞「ハックルベリーに会いに行く~♪」が頭の中で流れてきました。

そうだ、そうだった。思い出した。

ボクも夜中にこっそり家を抜け出して、ハックルベリー フィンに会いに行きたかったんだ。あのツリーハウスへ行きたかったんだ。

きっとここがこの歌のルーツですね。潜在意識にすり込まれていたんです。

冒険→ハックルベリーフィン→ツリーハウス

自由気ままに生きるハックが住むツリーハウスはヒリヒリするような冒険と自由の象徴で、そういったものに焦げるほど憧れていたんだと思います。

大人になったボクが作った歌『ツリーハウス』の中では冒険は歌ってはいませんが、木を植えてから30年間、ツリーハウスが建つ木に育つまで仲良く暮らそうってメッセージを込めました。

だけど夫婦やパートナーとの30年間って、ある意味冒険かもしれませんね。紆余曲折あってそれでもなんだかんだで一緒にいるみたいな。


最後に、ツリーハウスといえばもう一つ。ボクが大好きだった絵本『大きな木がほしい』は今でも書店に必ずと言っていいほど置いてある不朽の名作。小学生の頃にボロボロになるまで読んでいた記憶があります。むらかみつとむさんの絵がまた絶妙にいい感じ。

以上、ツリーハウスに憧れた中年オジサンの話でした。

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