ウチの子は一人っ子だけど、夫と私は長男長女だからめっちゃツボった🤣
「長男長女の取り扱い説明書」

やまかなさん、ステキな考察と笑いのインスタ投稿をありがとうございます💕

私は冷蔵庫管理が雑で、夫が几帳面。
夫は拭き掃除が面倒で、私はそれが快感。
だけどわりとズボラ😂

2人とも、真面目だけど抜けてます🤣
そして、神経質だけど、雑です🤣🤣🤣
(ポイントやベクトル違うけど)

最後のくだりは、まさにそうですね。

なので、お互いにそれを察知して、甘やかし合ってますわ🤣

余裕ある方が余裕ない方を甘やかす感じ。

男女は甘やかしあってナンボ、という言葉を思い出しましたよ。

似た言葉が、田辺聖子さんの「上機嫌な言葉366日」にもあったなーと、愛読書棚のそれをめくったら、

　つくづく思うに、(昔から人間というものはそうだが)ことに現代では、真の生きる喜びというのは、愛すること、愛されること、しかないのである。
そして、私たちオトナが、これからの子どもに対して教えることは、人を愛することのできる人間になることだけである。(229ページ、11月26日の分「iめぇ〜る」の一節)

が最初に開いたページにありました。

また、最初からパラパラ読んだら

　人にかわいがられる、ということは、男・女ともに幸福な徳性だが、かわいがられるだけでは人生の幸せは半分しか味わえない。
自分が他の人をかわいがることができなければいけない。(9ページ、これもiめぇ〜る)

人は何のために生きるか
人と人との間に、「甘い関係」を作るためである。
身内、夫婦はもとより、近隣でも職場でも、
人との関係なしには、人間は生きてゆけないのだ。(75ページ、男はころり女はごろり)

男と女が暮らすとき、どちらも、芝居のセリフのようなことをしゃべる、度胸と才能が、時に発揮されるようでないとダメである。(103ページ、蝶花喜遊図)

……やっと見つけた。

七月八日
　私は、男と女が、仲良くくらす最大の秘訣は、「ほめあうこと」「ご機嫌をとること」だけだと思う。(長いので中略)要は、おたがい仲よく長生きする、これだけである。それにはご機嫌をとりあい、甘やかし合う。それだけなのだ。(138ページ、男はころり女はごろり)

あと、これもスキ。
↓
何たってちょっとひけめがあるっていうのは、
お互い、やさしくできるコツの一つみたいな気がする。(147ページ、星を撒く)

〈家庭〉のご機嫌をとるのを、〈だましだまし〉という。
〈だましだまし〉というのは詐欺や騙りではない。
〈希望〉の謂い(いい)である。
(148ページ、人生は、だましだまし)

……ザッと目を通してみましたが、ウチの「甘やかし」を肯定する件に関するくだりは、こんなところですね。

甘やかし、ご機嫌とり、って良くないような印象の言葉だけれど、そうじゃない。
愛のあらわれだと思うんですよね。
(注・相手への媚びへつらいは除いて)

そんなことを、思いました。

この本、たしか文庫本になってます。

恋する心を忘れない女性、
男女関係への示唆的な言葉が欲しい方、
上機嫌を日々紡ぎ広げたい方に、
おススメです。

田辺聖子さんの本から、1日１箇所、上機嫌を作るヒントになる名言が書かれてますよ。