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2023年9月① 阪神ファンに生まれてしまった葛藤

2023年シーズの阪神タイガースは2005年以来のセリーグリーグ優勝を果たした。2003年の18年ぶりの優勝と2005年の優勝は球場でその瞬間を迎えていたが今年は自店の焼肉店にて観戦した。サンテレビ様様である。思えば1992年の優勝しかけでヤクルトに目の前で優勝された時も甲子園にいた。子供の頃は京都の田舎から電車を乗り継いで阪神タイガース子供の会でもらえる内野自由席かアルプス席のチケットで良く観戦に行ったもんだ。まだラッキーゾーンもあったり、内野席にはビジターの応援団もいた。3塁内野席と3塁アルプスにもいたと記憶している。

そう、私は阪神ファンである。2003年優勝の前の2002年の開幕の東京ドームも見に行ったね。私は生まれながらの阪神ファンである。しかし何故だろう?やめられないのはわかっているが阪神ファンをやめたくなる気持ちがここ何年かわいてくるのである。一部のファンのマナーが悪いのと相手へのリスペクトが無い。

2023年シーズンの甲子園最終戦のライト外野席のチケットがあるというので、27日の夕方からの試合に元部下と甲子園に行った。最近はもっぱら頂いたりするチケットで内野かグリーンエリアでの観戦だったので外野観戦は久しぶりすぎる久しぶりである。前から3列目と言う事でたまにはええかなと。しかし・・・その席はちょうどフェンスの上の金具で投球が全く見えないw すこし体をかがめるかキリンのように首をながくしてみるしかないのである。というわけで3段目はお勧めしない。

ホームランボールはとれそうだが野球は見れない

試合はヒット8本を打ちながらも2点しか取れない。ノーアウト満塁で得点が出来ないなどのダメ試合で最下位の中日ドラゴンズにまけました。個人的にはホームランが3本もみれて(大山と細川2本)よかった。中日は現在最下位でヤクルトと5位争いながらレフトの上段エリアにいるファンの声援やもりあがりはまるでCS進出がかかっているくらいの盛り上がりだ。いい声出てる!以前のnoteで3塁アルプスをビジター席に開放したほうが良いという事を書いたのだが改めてそう思った。

離れ小島で応援するドラゴンズファン。素晴らしい


そして負け試合なのだが、最終戦と言う事で岡田監督のスピーチがあった。その瞬間もドラゴンズファンはしずかにほとんど着席して時には拍手を送ってくれた。なんと岡田監督のスピーチのあとに負けたのに六甲おろしまで流れる始末。岡田監督のスピーチの際に残ってくれたドラゴンズファンに一言位挨拶があっても良いと思った。

六甲おろしやセレモニーが終わるまでまっていたドラゴンズファン。

もうひとつ付け加えたい。この日は今シーズンかぎりで引退する堂上 直倫 (ドノウエ ナオミチ)の最後の甲子園である。堂上と言えば2006年ドラフトで中日阪神巨人の1位指名をうけ中日に決まった選手である。その時の巨人のハズレ1位はあの坂本勇人で阪神は野原である。

9回最後の打席はサードゴロ、そして阪神の最後の原口の打席は堂上のところにボールが来てのサードゴロ併殺である。

私はこう思う「9回の堂上の打席位静かにしよう。最後くらい拍手したらどうなのか?」

阪神を愛するのは素晴らしい。私もそうだ。しかしもう相手チームのプレイに無関心で拍手を送れないのはどうなのか?負けたら悔しい、買ったらうれしいのが野球でスポーツであるがどんちゃん騒ぎでトランペットが鳴り響く外野席はもう私にはあわないのかもしれない。

しかし、良いところも発見した。
●売店が空いている!飲み食いせずに野球・応援を楽しんでる
●たくさんの人が勝手にしゃべりかけてくる
●安い(ドリンク2杯分のチケット代)

帰り路で何名かのドラゴンズファンに悪態をついている若い阪神ファンがいた。私はドラゴンズファンに謝りたいと思った・・恥ずかしいことすんなよ・・・


私は甲子園駅にむかう際に1名で見に来ているドラゴンズファンと会話した。すこしドラゴンズファンと話したかったのかもしれない。
堂上の打席やセレモニーであんな感じですいませんとも付け加えた。
彼とイロイロ野球談議を1分ほど会話しながら最後は握手した。

コロナ中は座席もひと席あいていてうるさくないのである意味良かったが。。。

良いファンも悪いファンもみんな阪神大好き






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