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Fall Out Boyの全オリジナルアルバム聴いて「whoa」「oh」と歌っている率を調べてみて出てきた意外な結果

個人的Fall Out Boyあるある第一位は「曲の間にwhoa oh oh」と言いがちである。
皆様はわかるだろうか?わからなかったら、「my songs know what you did in the dark」を思い出されると良い。

その「whoa oh oh」の登場率を全アルバム聴いて記録していこうと思う。
これにあたって、調べる方法は実際に聴いてみるという方法なので、もしかしたら間違っているかもしれない。その時は申し訳ない。

今回は「whoa」と「oh」をカウントする。なお「coa oa oa oast」みたいな他の単語から「oh」と聴きとれるのはカウントしないことにする。単独の「whoa」「oh」をカウントし、また「ah(アー)」はカウントしない。なんだろこの謎ルール。

以下「whoa」を「ホワ」、「oh」を「オー」と呼ぶことにする。馴染みやすいかなあと思うので。
また企画自体、遊びそのものですので判断基準がゆるゆるですので大目に見てください。


1st album 「Take This to Your Grave」

【ホワ率 : 33.3%】
確認できた曲 : the pros and cons of breathing, grenade jumper
calm before the storm, Reinventing the wheel to run myself over

【コメント】 
記念すべきデビューアルバム。まだスタイルを確立する前の作品であり、ホワ率が低くなるのも想定内であった。

2nd album 「From Under The Cork Tree」

【ホワ率 : 7.6%】
確認できた曲 : Of All the Gin Joints in All the World

【コメント】
低すぎてびっくりした。自分の聴き逃しだろうか。全然ホワもオーもない。ポップパンクの代表的作品の一つだが、他のバンドとは一線離れたメロディセンスがウリである。

3rd album 「Infinity on High」

【ホワ率 : 64.2%】
確認できた曲 : the take over, the break's over, This Ain't a Scene, It's an Arms Race, Thnks fr th Mmrs, don't you know who i think i am?, the carpal tunnel of love, bang the doldrums, fame < infamy, you're crashing but you're no wave, I’ve got all this ringin in my ears and none on my fingers

【コメント】
この辺から増えてくるだろうと思ってた通り、ホワもオーも多くなってきた。ちなみに「私を構成する9枚」の一枚の一つで、ポッパンの域を超えたメロディセンスはこのバンド随一だと思う。

4th album 「Folie à Deux」

【ホワ率 : 92%】
確認できた曲 : 27以外全部

【コメント】
自分の「FOBあるある」一位の要因はこの作品で決定なのだろう。脅威のホワとオーの多さたるや。FOB史上ポップな作品ながら、ピートウェンツの病んだ歌詞や、その後の活動休止に至った事実を踏まえると、妙に緊張感のある作品である。

5th album 「Save Rock N' Roll」

【ホワ率 : 81.8%】
確認できた曲 : my songs know what you did in the dark, alone together, where did the party go?, just one yesterday, the might fall, miss missing you, death valley, rat a tat, save rock n roll

【コメント】
こちらもホワ率は高い。ちなみにホワやオーだけでなく「ラララ」「ラッタタタ」などコーラスの種類も豊富でバンド史上ヴァイブスの高い作品となっている。復活作には頼もしいエナジーを注いでいる。

6th album 「American Beauty/American Psycho」

【ホワ率 : 36.3%】
確認できた曲 :American Beauty/American Psycho, the Kids aren't alright, favorite record, twin skeleton's (Hotel in NYC)

【コメント】
音圧の高さや、ヴォーカルの過剰な重ね録りなどでやや苦手な作品であるが、本題としてはホワ率は減少している。復活して人気も出てきたのは事実なので、スタジアムロックを作るにあたって新しいアイデアを生み出そうという意思は感じる。それがマイナスに出てしまっていることもあるが。

7th album 「 M A N I A」

【ホワ率 : 30%】
確認できた曲 : Wilson (Expensive mistakes), Church, heaven's gate

【コメント】
音像はアリーナロックそのものである。従ってホワもオーも意図的に無くしているような気もする(勝手な推測だが)。またバンド自体も若い時の曲は書けないといった感じがビシビシと伝わる。ある意味尖ってたピートも今はマイルドになってきたからだろうか。昔の予測不可能な曲展開が懐かしく思う。

まとめ

いかがだったろうか。「(いかがだったろうかと言われても・・・。)」とは思うでしょうが、自分的にこの企画をやってみて、FOBの音楽に対するインスピレーションが昔と変わっていっているのがわかってきた。
「Whoa」「Oh」などのコーラスはもしかしたらポップパンクをたらしめている要因の一つだったのかもしれない。だが、そんなFOBはエモやポップパンクというジャンルからオルタナロックへと変わっていき、曲の作り方も変えてきているような気がする。
正直、批判もかなり多いバンドではあるが、「国民的バンド」の称号は得ているので、このまま頑張ってほしいとも思うが、昔のFOBのような小回りの利く器用な曲を書いてほしいとも思うので、これからもFall Out Boyをチェックしていこうと思う。

#FallOutBoy #フォールアウトボーイ #洋楽 #ポップパンク


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