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独り大好き人間の私がOnlineサロンに入ってみて

私は独りの時間が大好きだ。自分の時間を好きなことに好きなように使える。常に気を遣い続けなければいけない相手、メンバーもいない。なので、暇さえあれば、友人・知人に会うことよりも、自分だけの時間を過ごすことを優先し、これまで生きてきた。これは妻と結婚した後も変わっていない。結婚して7年、土日に知人・友人に会いに行く、という理由で出かけたことは数えるほどしかない。妻からも心配されるほどだ。

そんな独り大好きの私が、なぜ人との関わりがうまれる場、Onlineサロンに足を踏み入れたのか、その経緯とそこでの気づきについて今日は書いていきたい。

私がOnlineサロンに入った経緯

私は、澤円さんが主宰するOnlineサロン「自分コンテンツ化プロジェクトルーム(通称 #澤サロン )」に2020年5月に入会した。

きっかけは、Voicyという音声メディア。有名どころでは、キングコング西野さん、堀江貴文さん、猪瀬直樹さん、乙武洋匡さんなどが定期的に音声を配信されている。イメージとしては、ポッドキャストのようなものだ。

Voicyとの出会いは、2019年12月。
Globis経営大学院のMBA単科コースで、荒木博行さんのクラスを受講したことがきっかけだった。荒木さんもVoicyでbook cafeというチャンネルを持たれており、毎日音声を配信されている。荒木さんのVoicyから澤さんのVoicyを知ることとなった。

澤さんのプロフィール写真が、私の好奇心に火をつけた。

この人はいったい何者なんだろう?

澤さんの顔は電車の中吊り広告で知っていた。この人はビジネスの世界の人なのだと。ただ普段目にしているビジネスマンの風貌と、澤さんのソレは明らかに違った。

いったい普段何をしている人なんだろう?
どんな声で、どんな話をするんだろう?
ビジネスマンでありながら、なぜこんなにロックな風貌でいられるのか?

好奇心から始まった澤さんのVoicy視聴は、私の毎日の習慣となった。

人に寄り添うようなやさしい声だなぁ
思考の整理がすごいなぁ
自分軸を大切にしているなぁ

と、どんどん興味が深まっていった。

Onlineサロンへの入会も興味と好奇心からだった。
私はそれまでOnlineサロンがどういったものか理解していなかった。堀江さんや西野さんなどの有名人が主催している「オンラインの私塾」みないなものなのかな?と思っていた。でも、実はそんなにハードルの高いものでないことを澤さんのVoicyから少しずつ理解するようになった。

社会勉強として、試しに「Onlineサロン」という世界を知ってみようかな?

そんな興味のままに入会ボタンをポチったように記憶している。
合わないと思ったらいつでも辞めればいいのだ。携帯電話のように〇年といった「縛り」もないし、退会の際に事務局からの「引き留め」もない。

そんなこんなで、特に深く考えずに入会を決めた。

Onlineサロンに入ってみて

最初は戸惑った。

何がどこで開催されているのかがわからない。
そもそも何からスタートすればいいのか?

完全に迷子になった。

サロンによるのかもしれないが、少なくとも澤サロンには、カウンセラーやコンシェルジュのようなスタッフはいない。だから、自らの足でサロン内を歩き、澤さんやサロンメンバーが開催するイベントに参加する必要がある。でも、だからこそ自分のペースでコミュニティに参加ができる、とも捉えることができる。

そんなことで最初にやったことは「探索」。

オンラインサロン内ってどうなってるの?
どこに興味深いコンテンツがある?
どんな人がメンバーとして参加してる?

こんなことを考えながら、いろんなページを物色しにいく。新しい会社に入った時に、社内の共有フォルダを覗きにいくような感じだ。

そこでの発見は驚きの連続だ。大企業の会社員から個人事業主、学生、主婦、○○アクティビストと言われるような人まで。年代も様々だ。そして総じて私よりも皆キラキラしているように見えた。

おぉ〜〜、こんな世界があるんだなぁ〜〜
なんかすごいなぁ〜〜
でも私みたいな普通のサラリーマンが、仲間に入れてもらえるのかなぁ・・

こんな気持ちが湧いてきた。

「でも、せっかくお金払うんだから、元は取らないと!」と思い、まずは直近で開催されたOnlineイベントに参加することにした。

 ・ ファシリテーション勉強会
 ・ オンライン空手教室
 ・ サイバーセキュリティー講座

どれも、「へぇ〜〜!」「ほぉ〜〜」「なるほど〜〜!」といった驚きの連続だった。気がつけばサロン内のイベントに積極的に参加するようになった。

最初は「聞く」「インプット専門」だった。そこから少しずつ変化が起きた。

イベントを運営する人、情報発信をする人は、いずれもその分野のエキスパートではなく、サロンに入会している普通のメンバー。特別有名な人物でもなければ、すば抜けたスキルを持った人達でもない。すごいのはエネルギーと行動力。

自分も情報発信してみよう!

そんな気持ちが自然と湧き上がってきた。周囲の熱量が高くなると、相対的に自分自身の熱量も高くなる。私はサロンメンバーの渦に巻き込まれるようにアウトプットを始めた。
 ・ サロン内プレゼン大会でのプレゼンテーション
 ・ note発信
 ・ stand.fmでの英会話配信

特に誰かに「やれ」と言われるわけでもない。「テーマ」や「頻度」も自分で決めればいい。

note等は早速アカウントを作り発信を始めた。
最初は細々とやっていた。

そんな上手に書けた(話せた)投稿じゃないし。。
誰がこんなもん見るんだ??

でもそれでよかった。まずは自分自身のために、単なるアウトプットの練習だと思えたからだ。

一方で周囲のサロンメンバーの影響力は計り知れない。サロンメンバーはまるで伴走者のようにアウトプットを定期的に続けていた。また、私の投稿にも反応し共感してくれた。その行動に私はアウトプットを継続する勇気をもらい、こうして毎週noteを綴ることができていると感じる。

Onlineサロンに入っての気づき

こんなに快適な場所だとは思ってもみなかった。

これが独り大好きな私が、今率直に思うことだ。なぜそう感じるのか?

理由❶ 誰も否定しない(応援があるのみ)

「心理的安全性」という言葉でも表現されるが、とにかく安全安心の場、という空気がメンバー何に浸透している。とにかくサロン内で活動する人を徹底的に応援するムードがどこへ行っても存在する。これはサロンオーナーの澤さんの影響も大きいと思う反面、メンバーの理解なしには成しえないことだ。でも、自分もその空間にいるからこそ、他者にもそうしようと自然に思えるのである。

理由❷ みんな独り(緩いつながり)

これはもしかすると違うのかもしれないが、サロン内で活動する人の多くは一人でサロンに参加している。誰か元からの知人・友人がいるわけではない。だからかもしれないが、お互いの間に適度な礼節や距離感がある。これは独り大好き人間にとっては何よりも有難いことだ。私のような人間は、オフラインだとメンバー間の距離が近くなりすぎて疲れてしまう。オンラインだから、参加したい頻度で、タイミングで、自分に合った距離感で、参加ができるのがよかったのかもしれない。

理由❸ 有益な情報に出会う率が高くなる

PCガジェットの話から、読んでよかった記事、サロンメンバーのnote、更には無料で参加できるオンラインイベントの案内まで、facebookのスレッドを追っているだけで入ってくる有益な情報が明らかに増えた。

もともと私のfacebookは、過去に一時代を共にした友人、会社の同僚が中心だったため、私のみならず友人からの投稿頻度も低く、投稿内容も写真やtwitter的なつぶやきが中心だった。

Onlineサロンに入り、つながりが増えたことで、facebookを見る楽しみが増え、そこから得られる知識や気づきも雪だるま式に増えていると思う。

このように、Onlineサロンは多くのベネフィットを私に与えてくれているように思う。ただデメリットがない訳ではない。
Onlineサロン関連の活動が増えたことで、読書の時間は漸減しつつある。また時間を確保するため、本業はより短時間で高い成果を上げざるを得なくなったことも確かだ。ときどきバランスが取れなくなることもある。そんなときはこう考える。

ちょっと1回休憩しよう

そう、別にいつもいつもOnlineサロンにコミットする必要はない。時には距離を置き、自分だけの時間を過ごし、そしてまた戻ってくる。そんなことも全然可能だ。

だから、これからも私は私のペースで、Onlineサロンというコミュニティと向き合い、ありたい自分のままでいたいと思う。

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