2002年7月26日、高野川沿いで見つけた黄色いキリギリス。

画像1 昨年、21年ぶりに、黄色いキリギリスに出会いました。3齢幼虫から、何とか頑張って羽化してくれて、noteにもBiomeにも記録できたことを感謝してます。この2002年のは、殆んど奇跡です。完全体で、鳴いてるのを発見したものの、ウチに迎える袋も何もなく、写真だけ撮ったのですが、後に橿原市昆虫館の方に写真をお見せすると、何で捕まえておかなかったのですか!と言われ、やっぱり無理してでもウチに連れ帰るべきだったな、と今でも思います。3度目がありますように。幼虫時代に一定数いることを昨年確信しました🦗✨。
画像2 20年ほど前の京都のキリギリスは、緑型はニシキリギリスに酷似しており、黒斑の少ないものがよく見られました。ただ、京都市内で緑型の♂を見るのは、年々少なくなってきてる感覚です。かなりの割合で、♂は褐色型であり、翅も幅がやや広く、黒斑もビッシリになってきました。それでいて、後ろ脚は長いし、発音器は小さめ、翅は腹端を超える、と、ヒガシキリギリスとは違う特徴を持っています。ニシキリギリスは基本緑しかいないそうなので、京都(近畿)のキリギリスはニシでもヒガシでもない、専門家も頭を悩ます存在であるようです。
画像3 京都でキリギリスの♂といえば、晩秋に見るものは殆んどがこんな感じ。真夏でも見かけるのは褐色、褐色、褐色、という感じ。つくづく、2002年と昨年の黄色いキリギリスは貴重だったのだ、と思わされます🦗✨。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?