瀬々敬久監督、京一会館、志のある映画、高林陽一監督。

画像1 第46回報知映画賞が発表され、瀬々敬久監督作品「護られなかった者たちへ」が作品賞に輝いた。色紙に瀬々さんが書いた言葉は「志」。「映画には志が大事」。「たった一人でも好きだと言ってくれたら」。この発言に心揺さぶられた。個人映画の祖・高林陽一監督の言葉そのものだったから(よくその話を聞かされました)。高林さんとのご関係は存じ上げませんが、魂を受け継ぎつつ、ご自身の映画を突き進んで頂きたい、と思うばかりです。
画像2 18年と6ヶ月前、朝日新聞の「あのころ京都」というコーナーで、瀬々さんは、伝説の名画座「京一会館」のことを語っておられます。当時まだご存命だった元支配人・弘原海晃さんと何度かお会いさせて頂いてた頃です。瀬々さんは弘原海さんと同じく、京大のご出身、京一でモギリのアルバイトなどされてたようで、勝手に近しくは思っていました。京一魂をも持ち続けて、益々よい映画を作っていって頂きたいです。
画像3 こちらは、マガジンの方にも入ってる、映画&娯楽の手書き新聞第1号。そこに、高林陽一監督から伺ったお話を少々書いています。「志のないものは、どんな作品も残らない」と断言されていたことが、とても印象に残っています。

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