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誰かの世界の扉を開ける

noteの街にいるといろんなクリエイターの方々の作品に出会えます。

インパクトのあるタイトルで魅了する方。
続きを読みたい、ってワクワクさせてくれる方。
素敵な言葉を紡ぐ方。
綺麗な絵やイラストを描く方。
日常のなんでもない喜びを飾らなく書いている方。

noteの街にはプロを目指す方も既にプロの方も、アマチュアで無名のクリエイターも様々に自分の作品を発表されています。

アマチュアでまだ無名のクリエイターの中には磨けば光る宝石の原石たちがひしめき合っているんですよね。

体や心を患っていらっしゃったりする方もたくさんいて、だけど皆さん、特に芸術志向のクリエイターさんの心に「共感」、って言葉はふさわしくはないけれど、あぁ、そうだよ、そうなんだよね、って文章に出会った時は涙腺が決壊したりして。

・・・今回はツイッターのダイレクトメッセージは執筆依頼のみ、の幾兎遥さんをご紹介したいと思います。

幾兎さんは出身は福岡県。私は大分なのでご近所さんだったわけですね。私は北九州に近い場所に生まれました。

幾兎さんは私よりもずっとずっと若い女性ですが、思い出の福岡県(私にとっても福岡県は思い出がたくさんの界隈)の遊園地が今年(2021年)いっぱいでなくなってしまうから家族でその遊園地「かしいかえん」を訪れた時の様子が素直に綴られていて、かしいかえんはそのうち娘と行きたいな、って思っておりましたのでnoteの街の中でかしいかえんに遊びにいけた記事がありました。

楽しかった思い出が箱に詰まったカラフルなキャンディーみたいにちりばめられていて、だけど、どこか切なくて。

幾兎さんはシルバニアファミリーが大好きだったそうで、迎えてくれたシルバニアファミリーのキャラクターに子供みたいにはしゃいだりお父さんと仲良く観覧車に乗ったり、だけれど閉園が決まった遊園地のうらさみしい悲しいブースも見逃してはいなくて。

ペンネームからウサギさんが好きなんだろうな、ってずっと思っておりました。

他にも小説「フェアリーエレファント」など私的には

無料で読めて嬉しいなっ!   な作品を書いていらっしゃいます。3回に分けてnoteにはあげていらっしゃいました。

この3回をまとめた記事もあり、あとがきの記事もありました。

真摯に小説を書いていく姿勢がいささか既にお年寄りに近づいた私には眩しくありました。

幾兎さんは書くペースを最近はゆっくりとられていらっしゃるようです。

心が締め付けられるようなもどかしさが伝わる記事も書かれてありました。

・・・今、2021年7月。
関東の豪雨、静岡の熱海市伊豆山地区では大変痛ましい災害が起きています。

静岡には友人が一人おりますからこの土石流災害前にその友人が大丈夫だろうか、と、ふと不安になり連絡をしたところ無事でしたから一安心でしたが、一昨年もやはり豪雨でその友人は自分のマンションの周りが川になってしまい自宅から出ることができなくて大変な目に遭っておりましたから、この幾兎さんの記事、「液晶の外より祈る」は私に響きました。

もどかしさ、何もできない自分を責めて祈るしかない。
使いたくない表現ですが「共感」を持って読み返してみました。

幾兎さんもはっきりとは語られてはいませんが、心に少しばかり風邪気味の症状をお持ちのようです。風邪、って明確な疾病の名前ではありませんが熱が出たり喉が痛かったりつらいもので、その辛さや痛みの感覚は罹患した本人でないとわからないのではないのかな、と思います。

幾兎さんの固定記事にある
「あなたへ贈る物語、書かせてください」に、私、ゆーは彼女のその企画を       おもしろいな、自分で書いたら美談にしちゃうだろう、ならば書いてもらいたいと幾兎さんに私の物語を執筆していただきました。
私が書いたらきっと醜い部分は塗りつぶしてしまう私のストーリーをうまく小説に仕立てていただきました。

noteの街にはキラキラ輝けるはずの宝石の原石、または、興味のない人からみたらただのガラスの欠片のようでも拾いあげたら、集めたら……       あるんですよね。

自叙伝みたいなフィクションが書ける若い女性noterさんに物語を書いていただけるのもnoteならではの楽しみのような気がしますね。

      ゆー。

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