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『監視者たち』(2014年公開)

韓国警察特殊犯罪課の「監視班」に配属された女性刑事(ハン・ヒョジュ)の成長を描く、サスペンス・アクションです。

当初、警察の制服を渡されますが「監視班のメンバーが、これを着ることはない。着るのは儀式の時だけだ」と班長(ソル・ギョング)と言われます。

実際、監視班は署内でも外にいても服装は自由、というか周囲から”警察”と見えてしまうのはNGなので、市井の一般人として「捜査」「監視」にあたります。

監視カメラや防犯カメラの進歩は本当に凄いですね。中国なんかは「それって監視の前に人権は?」と疑いたくなるような使用もされていますし。

先日、テレビ報道で「日本には一体どれくらいの防犯カメラが設置されているか?」みたいな番組で、結果は「この10年間で防犯カメラの設置が10倍以上になってきていて、正確な数は数えきれず不明」と言ってました。

確かに自治体やその関係施設での数は把握できても、民間関係の防犯カメラ等を把握することは至難でしょうから。

防犯カメラとスマホのGPS情報等を組み合わせて、「ハロウィーン渋谷軽トラ横転事件」の関係者15名が警視庁に特定されたとのニュースには、20.315も驚きました。防犯カメラの性能の凄さと警視庁の緻密な捜査に感心。

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あ、すみません。『監視者たち』の話です。

ストーリーはこの監視者たちと、プロ武装犯罪集団との闘いです。物語後半、監視者たちの一人が犯罪リーダー(チョン・ウソン)に首を切られ、捜査は難攻。そして・・・。

首を切られ殉死した若き監視者の墓石に立つ、”警官姿の監視者たち”。

スリリングな展開であっという間に見終わります。

主人公役のハン・ヒョジュですけど、この時25、6歳だと思うんですが、まるで高校生みたく若い感じですね!

※写真は全てTSUTAYAから。


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