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りか(笠原利香さん)が語る(2)夢が現実に

導かれるかのように石垣島に移住し、現在は、青珊瑚で有名な白保という集落に暮らしている、通称りか(笠原利香)さんです。インタビューの後半は、Be-Nature Schoolを卒業し16年たって、夢がどう現実になっていったのか。そこのところを聴いてみたい思います。

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Q4:Be-Nature Schoolでの体験や出会いは、今の自分の暮らし方や生き方、価値観にどのような影響を与えましたか?

心や体に素直に生きられるようになりました。その延長に今の自分があります。自分らしい生き方を日々していたら、気が付いたら石垣島に移住していて、昔は夢だと思っていたことが現実になっていました。

好きな人に囲まれて、大好きな海の近くで暮らせて、大好きなことを仕事に活かせてもらって、Be-Nature Schoolで学んだことがそのまま今の自分につながっています。

Q5:Be-Nature Schoolを受講した当時と今を比べてみて、自分自身に変わったことがあれば教えてください。どのような変化ですか?

大好きな石垣島で、大好きなことをしているのにもかかわらず、毎日、仕事と家事におわれていることが多くて、こうして振り返る時間をもらって考えたら、本当に今の環境に感謝して大切にすごそうと改めて思いました。

昔、感じていた気持ち、大事なことは、忘れないようにしようと思いました。

今の自分はどうしたいのか?を、あまり考えなくなっているかもしれないと思いました。今回とてもいい機会を頂いたと思います。流れに流れてここまできましたが、またもう一度考えてみたいと思います。

Q6:あなたにとってBe-Nature Schoolはどんな存在ですか? 

今も昔もですが、ずっといつもBe-Nature Schoolでのことは心のどこかにあって、私の背中を押してくれる存在です。迷ったとき、落ち込んだ時、思い出すとほっとします。

これでいいんだーって思える大事な経験をさせてもらったのが、Be-Nature Schoolです。そして、今もBe-Nature Schoolで出会った講師の方や友達とは、いろいろなところでつながっていて、私の中ではBe-Nature Schoolは大きな存在です。

Q7:Be-Nature Schoolに通っていた当時からだいぶ時間がたち、いろいろなことが起き、人をとりまく状況も変わってきています。今、自然や環境、未来につながることで、どのようなことを感じ考えていますか? 思っていること、感じていること、自分がやろうとしていることがあれば、ぜひ教えてください。Be-Nature Schoolに直接関係ないことでも構いません。

海にかかわっているので、どうしても自分の大好きな海岸がゴミだらけになっていることが気になってしまいます。一人ではどうにもならないことに思えてしまう漂着ゴミの大きな問題。天気や海の環境みたいに、自然を人がどうにかできるものではないと、いつも思っていますが、でも、人が変えてしまったことは、人がなんとかしないといけないのではないか?と、思うようになりました。

同じ気持ちの仲間が周りにたくさんいることに今は感謝して、出来ることを前向きにこつこつやっていきたいです。島に恩返しができるように、たくさん頂いた恩を、一つ一つ自分が出来ることでかえしていきたいと想います。

Q8:これからの未来を創っていくのに必要なもの(あるいは、こと、人)は何だと思いますか?

私はやはり子供達だと思います。

なにを伝えてどうしていけばいいのか? 本当にまだ全然わからないですが、美しい自然を見せてあげることも、弱りつつある自然をみせることも大事だと思います。石垣島だけではないと思いますが、ありのままを伝えて体験させてあげることが、今の島の子供に必要だと感じています。特に島の子供たちは、海がこれだけ綺麗なのに、海の中を実際に見たことのない子供が多いのです。できる限りたくさんの子供たちに、自分たちが住んでいる石垣島の海のすばらしさを知ってもらいたいです。


*以上で、りか(笠原利香さん)のインタビューは終了です。「Be-Nature Schoolの20周年をきっかけに、自分をふりかえるいい機会になりました!」と言ってくれました。どうもありがとう。石垣島に、こんな素敵な仲間がいる、ということが嬉しいことです。インタビュアー(帖佐仁美)

*笠原利香さんの活動先

ルンバルンバ  URL    http://runnba.com 

海LOVE   URL    http://umilovelove.com