テストタイプとテスト設計技法の違い (ついでにテストレベルも)

テストタイプとテスト設計技法って同じように見えてしまうことがあるのでその違いについて明確にしてみました。私が自分で理解しやすい表現をしているので必ずしも正しいとは言えないかもしれませんが、その点はご了承ください。

結論

テストタイプ:ある目的を元にグルーピングしたテストの集合体
テスト設計技法:テストケースを導出する過程で使われる技法のこと
(テストレベル:テストの経験値を積み重ねて一皮むけた状態のこと)

野球で例えると
「得点圏にランナーを進めること」がテストタイプで、そのための手段となる技術である「バント」や「盗塁」がテスト設計技法といった感じでしょうか。

JSTQBにおける定義

テストタイプ:コンポーネント又はシステムをテストするためのテスト活動をまとめたものであり、たとえば機能テスト、使用性テスト、回帰テストなどのように特定のテスト目的に焦点を当てている。テストタイプは一つ又は複数のテストレベル又はテストフェーズで行なわれる。

テスト設計技法
:テストケースを作成したり選択したりするための技法。



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