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変身過程のあやうさ。

いやほんとに、あぶなかった。

今日は30代、40代女子が多い集いに出かける事になってしまい、それなりに楽しい時を過ごしたのだが
後半、なんとなーく、白けた気分の私が顔をだした。

白けた気分の私が顔を出したら、なかなかの時間私の中に止まって気分を害す。

楽しく過ごせるはずのイベントだったのに、なかなかに落ち込んだ状態で帰ってきた。

何かを頑張りたくなった。
今の自分じゃダメな気がした。
そして今日出会った女子たちに腹が立った。

くそーーーーっ。
と、思ったら急に、

はっ、やば、、、わたし気がつかないうちに

異性に対し、性的に女性としての魅力を届けたい!とさまざまな努力をする女子と自分を比較して落ち込んでた。

40代に入って、ワタシは女から人間に変わろうとしている。
それは意図せず自動的にそうなっている。
これは、たぶん天命だとおもう。
更年期が来たとも、言う。

でもそれって自然の摂理だから、天命でいいよね。
うん。天命てんめい。

今まで持っていた自分へのイメージや
今までのメイクや立ち居振る舞いを、更新していきたい時なのだ。

だが、まだ更新過程にいるので、日々つまらないことをコツコツ努力しているだけで、まだ、人間としてのわたしに成っていない。

成っていない時に、まだ、女性としての適齢期にある女子達に触れ、激しく動揺をした。

ほんとに、環境に左右されて、あっちにこっちにフラフラする私には気をつけなければならない。

ほんとに、あぶなかった。
これに気がつかなかったら、今日の日記の内容は、
スーツ着た初老のおじさんが、脇に抱えていたのはファンタグレープだった。おしまい。

という内容になっていたかもしれない。
それはそれでまぁいいんだけど。

しかし、あぶなかった。

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