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●完全版:4/8(月)◆単行本原稿(第3章)人類が、いままで歩いてきた歴史は、「絶対に間違った道だった」ことを認めること



難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全世界の人たちの顔を「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。

いま、何が問題なのかだけでも、まず知りたいかた。メルマガ「短縮版」
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ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2024年4月8日(月)号
No.4872

毎朝、早朝5時に、全世界に向けて2つの配信スタンドから、
合計約5200部を発行(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、上部に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島
社新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけ
でなく、人としての生きかたを考えます。なんともユーモ
ラスな文体が人気のようで……。





本日の「完全版」は、100%掲載です。

本日の「短縮版」は、後半部分の大半を短縮しております。

(毎回、後半部分に大切なことを書いている場合が多いため、
もし全文をご希望のかたは、後述のnoteをご利用下さい)。

本日も1日、お元気で!





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつもその
方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





▼本日の目次▼

【1】

今回は、単行本にするための書き下ろし原稿です。前回に
続いて「第3章」です。お楽しみに!

【2】

あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士作品集

まだご覧になっていないかたのために、先日の内容を、再度、
案内しています。

◆ネイルサロンで、美容部員たちが 倒れる理由。 あなた
のマニキュアの「3つの問題点」を お教えしよう!

(男性諸君も、ぜひ見て下さい。そして、身近の親しい
女性たちに教えてあげて下さい!)

いのち運転“即実践”マニュアル第24話

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【1】

今回は、単行本にするための書き下ろし原稿です。前回に続
いて「第3章」です。お楽しみに!

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「日本食」が世界を平和にするこれだけの理由

(第3章)人類が、いままで歩いてきた歴史は、誰が何と言
おうと、「絶対に間違った道だった」ことを認めること

~世の指導者たちよ、武器を捨てよ、人の心を持て。報復の
繰り返しが、双方の人民たちを涙漬けにし、もはや勝者も敗
者もない。真の統治者たる者は、数千年間も、国内で分裂も
せず平和を続けてきた日本の歴史の素晴らしさを学ぶべきじ
ゃないのか。そしてその基盤には、「日本食」があることを~




【目次(概略でもあります)】

★第3章(1)

欧米や中国が、いままで歩いてきた歴史は、誰が何と言おう
と、絶対に「間違った道だった」……ということ。その事実
を、まず素直に、謙虚に受け止めることからスタートだ……

★第3章(2)

そのために、いまこそ絶対に必要なものが、「中心的存在」
だ。この「中心的存在」とは、いわば、扇子(せんす)の要
(かなめ)のようなもの。このような「中心的存在」が無く
ては、そもそも扇子は形にならない。みんなバラバラになっ
てしまうからね。いまの世界のように……

★第3章(3)

欧州などでは、皇帝たちが作った絶対君主制に抗議して、国
民たちが立ち上がり、民主主義を実現してきた。これは、皇
帝たちが武力を持ち、国民を強制的に支配してきた結果だか
らなのだろう。でも日本では……







★第3章(1)

欧米や中国が、いままで歩いてきた歴史は、誰が何と言おう
と、絶対に「間違った道だった」……ということ。その事実
を、まず素直に、謙虚に受け止めることからスタートだ……





この章で述べたいことは、ただ一つ。

欧米や中国が、いままで歩いてきた歴史は、誰が何と言おう
と、絶対に「間違った道だった」……ということ。その事実
を、まず素直に、謙虚に受け止めることからスタートだ……。

多くの病人が入院している●●を、はるか上空から平気で空
爆したり、武器も持たない女性や子どもや老人たちを平然と
殺戮(さつりく)するようないまの人類たちの歴史を、1ミ
リでも素敵な歴史であるなんて、言えようか(●●は、あと
の「設問です」をご覧下さい)。

いままでの歴史は、まさに「狂気の沙汰(さた)」だと言え
るだろう。

もし、ぼくたちのあとに、まだ人類の歴史が続くのだとすれ
ば、そこから再スタートしなければならない。

★★★

子どもたちが虫けらのように殺されている現在の人類の現状
は、すべていままでの歴史が間違っていたことを示している。

21世紀のいま、世界から戦争を本当に無くすには、「中心的
存在」が絶対に必要だ。

そのため、何が何でも、ぼくたちはいま、その方法に向かっ
て行動を起こすべきだ。

それには、後述するように、日本という、世界には例のない
「素晴らしいお手本」がある。

もし、そうした「中心的存在」が無ければ、、いまの世界の
ように、すべてがバラバラに分解してしまう。

そして、戦争が今後も、果てしなく続くことになるだろう。

この「中心的存在」とは、いわば、扇子(せんす)の要(か
なめ)のようなものだと言えば、すぐに分かっていただける
のじゃないだろうか。

★★★

扇子には、「中心的存在」である要が無くては、そもそも存
在さえしない。

バラバラに分解されてしまうからね。

いやいやこれは、人間世界だけの話ではなく、動物界も植物
界も、みんな同じこと。

一つの「中心的存在」が、全体を作っている。

これは、宇宙の動きでさえそうだ。

たとえば、地球は太陽という「中心的存在」を基点にして、
その周囲を1年かけて回っている。

もし太陽という「中心的存在」が無ければ、どの星たちも
「自由気ままに」動き回り(?)ぼくたちの棲(す)む地
球という星には、素敵な季節の移ろいも無くなることだろう。

★★★

それでは、人類社会において、その扇子の要のような「中
心的存在」とは、いったい何なのか。

可能なのか。
どこにあるのか。

これが、もし二つ以上の複数にでもなれば、もはやそれは
「中心的存在」とは言えない。

たった一つだから、全体がまとまるわけだ。

もし複数の太陽が存在したとなれば、もはや、この広大な
太陽系は維持されなくなるだろう。

それと同じこと。

この人類世界にも、「中心的存在」が、絶対に必要だ。

しかもそれは、獣(けもの)世界のように、チカラ(武力)
で作られたものではダメだということ。

★★★

ただ、それを述べる前に、人類の世界史を読み返してみる
と、まさに、「人類の歴史は戦争の歴史」だったことが分
かる。

それについて、以下で、少し述べておこう。

そのため、後述するが、日本を除いて、すべての国で、国家
の興亡が何度も何度も繰り返されてきた。

これは誰の目にも明らかだ。

とくに「宗教戦争」は、老若男女すべての国民が巻き込まれ
殺戮され、しかも長期にわたって続いてきたのだ。

もし政治的、経済的戦争であるならば、どこかで損得勘定が
働くだろう。
そして、どちらかが勝った負けたの宣言をすれば、それで集
結する。

でも、「宗教戦争」の場合は、相手の住民全員を殺し尽くす
まで続く。

しかも、その目的が達成されるまで、相手を殺す手段を選ば
ない……というほど、残酷なものだ。

★★★

もちろん、この「宗教戦争」以外の、2回も繰り広げられた
「世界大戦」の戦死者数は、とても尋常じゃない。

本当に、目を背(そむ)けたくなる。

第一次世界大戦の犠牲者数は、戦闘員および民間人のの総計
として約3700万人!

そして、第二次世界大戦における犠牲者数は、戦闘員および
民間人の総計が、なんと8000万人にもなるとされているの
だ!

これらの数は、あくまでも推計だから、実際はもっともっと
多くのかたたちが殺されているはず。

しかも、戦争とは人間だけが殺されるのじゃない。
ほかの多くの動物や植物たちも、いっしょになって殺されて
いる。
その数や、とてもぼくたちには計り知れない。

しかし、過去、もっとも悲惨で残酷な戦争は「宗教戦争」だ
ろう。

この流れを見ると、こうした戦争が「報復」という形で、何
度も何度も行われてきたかが、よく分かる。

それらの愚(おろ)かさを、いまこそ全人類は、学ぶべきと
きじゃないのか。

★★★

「宗教戦争」は凄(すさ)まじい。

第一回十字軍遠征(1095年)。

これは、当時のローマ教皇(きょうこう)が、エルサレムを
異教徒から取り戻すのだ……と、一言、号令をかけたことか
ら始まった。

約2万人もの軍隊が結成されて総攻撃が始まる。

不意を突かれたイスラム側は降伏し、総督(そうとく)とそ
の警護兵だけがいのちを助けてもらい、そのほかの全イスラ
ム兵は処刑された!……というのだから、日本人の感覚から
しても、卑怯(ひきょう)そのもので、とても尋常とは思え
ない。

しかも、「ローマ教皇の号令一つで起こった戦争」である。

こうして戦争に勝った十字軍は「エルサレム」という国家を
作って、イスラム教徒の人たちを虐殺したのだった。

★★★

もちろん、そこにあった財産はすべて略奪した。

そして、それを見た欧州のほかの諸侯(諸大名のようなもの)
たちも、これを真似て、この地域は泥沼にはまることになっ
た。

「宗教戦争」……とは、このように、号令一つで起こるわけ
なんだね。

そしてこのあと、この地域は、イスラム側になったり、キリ
スト側が手中に収めたりの、「報復合戦」となるわけだ。

知っておいてほしい。

武力で相手を制しても、必ず、報復が起こる。

自分の妻や親や子どもを殺されれば、その復習の念は、なか
なか消えないだろう。
その怨念(おんねん)は、あと何十年も続く。

そして、今度は、戦争に勝った側が、また同様の残虐な目に
遭(あ)うことになる。

欧米や中国の歴史は、この繰り返しだ(後述するが、先進国
と言われている国の中で、日本だけがこうした歴史はまった
く存在しない。その理由も後述する)。

★★★

その後、20世紀になり、ユダヤ人たちのこの地域への移住が
始まった。

そのため、1947年に、国連総会でこの地域をアラブ国家と
ユダヤ国家に分ける決議が採決されたのだ。

この決議を、イスラエルだけが受け入れ、1948年になって、
国家の独立宣言をしたというわけだ。

その事態が、21世紀の現在まで、ズルズルと引きずって
いる。

そして、現在の「イスラエルとハマスとの戦い」のような、
互いが殺し合う残酷な戦争が、果てしなく続いていると
いうわけだ。

これ一つを見ても、「欧米や中国の歴史は完全に間違って
いた」と言えるだろう(中国も同じような歴史だ。皇帝が
何度も殺され、別の国がおこり、また消える)。

現在のような「イスラエルとハマスとの戦い」や「ロシアに
よるウクライナ侵攻」などを心から正当化する考えの人は、
いったい、何人いるのだろうか。

★★★

もちろん、戦争は、上記のような中東の地域だけじゃない。

たとえば、ドイツ国内では「30年戦争」が起こり、全人口
の20%(約800万人)が殺された!

これは、1618年に、ベーメンの反乱から始まったドイツの
キリスト教「新旧両派」の宗教内乱から、ヨーロッパの各国
が介入して国際的な戦争となったものだ。

この戦争は30年も続き、「30年戦争」と呼ばれることになる。

これによって、ドイツの国力は、大いに疲弊した。

しかも、当時の画家たちが残している絵画を見れば、その戦
争の残酷さがよく分かる。

人間とは、このようなことを「平気で」できる存在なのだろ
うか。

同じ人間の一人として、悲しすぎる。

その一枚の絵画の説明には、「被絞首刑者の生(な)る樹」と
あり、略奪を働いた傭兵(ようへい)を懲罰している絵だ。
大きな樹木の枝に、絞首刑された多くの人たちが吊(つる)
されている。

ほかにも、「農家の略奪」というタイトルの絵画がある。

これは、傭兵たちが戦争の間に、農家を略奪している内容だ。
なんと、暖炉(だんろ)に農民が吊(つる)されている!

武器を持たない農民に対してこういう残酷な行為をする人間
が欧州に存在しているなんて、ぼくにはとても信じられない。

日本では過去、こういう事件は存在しない。

何度も言うが、同じ人間の一人として、悲しすぎる。



★第3章(2)

そのために、いまこそ絶対に必要なものが、「中心的存在」
だ。この「中心的存在」とは、いわば、扇子(せんす)の要
(かなめ)のようなもの。このような「中心的存在」が無く
ては、そもそも扇子は形にならない。みんなバラバラになっ
てしまうからね。いまの世界のように……



さて、先述したように、このような戦争を平気で為してきた
「欧州と中国の歴史」は、完全に失敗だった。

そこで、今後、戦争が起こりえない社会へ、どのように世界
を向けて行けばいいのか。

そのために、いまこそ絶対に必要なものが、「中心的存在」
だ。

再度言えば、この「中心的存在」とは、いわば、扇子(せん
す)の要(かなめ)のようなもの。

このような「中心的存在」が無くては、そもそも扇子は形に
ならない。
みんなバラバラになってしまうからね。

獣(けもの)の世界にも、必ず「中心的存在」がいる。

そしてそのボスを「中心的存在」にして、そのグループは平
和にまとまっているというわけだ。

ただ、彼らの場合は、チカラ(肉体的に)がモノを言う。

他者より、少しでもチカラの強いヤツがボスになる。

だけど、そのチカラの強いボスも、年老いて弱くなれば、
ほかのヤツに無慈悲にも、その場を奪われてしまう。

だから、非常に、落ち着かない「中心的存在」というわけ
だ。

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