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「タトゥー」と「刺青」

タトゥーに対する日本人の抵抗感は、このグローバリゼーションの時代にあって未だに根深く残っている。

自分の家族の名前のタトゥーを腕に入れたりゅうちぇるに批判の声が一定数集まったことは記憶に新しいだろう。

タトゥーをめぐる議論について興味深い記事がある。2019年のラグビー東京W杯に向けた、ニュージーランドの選手団の表明が述べられている。

ワールドラグビーの態度は圧倒的な「相互理解」である。
その寛容な態度が、インバウンドを迎え入れる側の我々にも求められているのではないだろうか。

我々がまず為すべきことは、「タトゥー」文化の理解である。

「タトゥー」と「刺青」を区別することから始めなければいけないだろう。

タトゥーは、ピアスやアクセサリーと同じ、単なるファッションの一部である。
刺青は、反社会的を含む、組織への忠誠を示すシンボルである。

この二つを混同しているからこそ、タトゥー文化への理解が進まないのではないだろうか。

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