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霜降り明星への期待

こんにちは、青いかさです。

昨年のM-1で見事優勝した『霜降り明星』というコンビに私は大きく期待しています。

「M-1で優勝したからでしょ?私はその前から応援してたよ?」という声が聞こえる気がします。正直に申し上げると、M-1の前には霜降り明星に注目していませんでした。すみません。
ただ、着目している理由がいま、しっかりあるんですよ。もう少しnoteを見ていってください。

霜降り明星の好きな所は、粗品の細かくてイヤなヤツな所、ANNのコーナー「ポケひみ」などで見せるせいやの狂気、2人の関係性など数多くあるのですが、今回話したいのは「積極的に新世代の笑いを取り入れていこう」という姿勢を取っていることです。

時折インタビューなどでも述べていますが、彼らは積極的に自分世代の共通言語をネタやトークに取り入れようとしています。

だからこれからは、ポケモンなりスマブラなりカービー(原文ママ)なりの話をネタにも入れられる時代が来るんじゃないかと思います。今の20代が30代、40代になったときに僕らが一番、こう笑いの真ん中に立つわけじゃないすか。(霜降り明星・粗品:『芸人芸人芸人』より)


なぜ、私がその姿勢に期待しているのか。
それは、お笑いを上の世代までの閉じたコンテンツにするのではなく、10代、20代という新しい世代へと広げていく気概を感じるからです。

霜降り明星が述べている通り、今のメディア、特にテレビには中高年世代の共通言語が溢れています。野球、プロレス、トレンディドラマ、映画、、、

世代の共通言語を取り入れていけば、そこをきっかけとして同世代のファンやお客・視聴者が増えていくでしょう。今現在お笑いという文化を先細らせないために必要なのは、若年層の心を掴む共通言語なのです。
もちろん幅広い層に対するお笑いを展開していくことも必要ですけどね。

近年、若者世代に響くネタをする芸人が増えてきたなと感じます。
霜降り明星は、その上でこれを言語化・具体化し、意識として根付かせようとしている所に、特に好感を覚えるのです。

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