『犬王』初鑑賞から11日ほど経った頃。

わたしはひとり、聖地巡礼を目論んでいました。

幸い京都在住なので行こうと思えばいろんなところに行けます。

というかすでに行ったことあるとこも多い。

そんな中、梅雨どきの天候とにらめっこしながら選んだ最初の聖地は、等持院。でした。

行きつけのお店で勉強していたところ、
午後の雨がやんだタイミングでなんか行けそう？
だったので走り出しました。

猪突猛進！

唐突に例の交差点を出してしまいました。
すみませんッ

なぜなら。

そうです。
ここ、烏丸今出川からバスに乗ります。

わたしたちのクソデカ感情の一番濃ゆいとこ！
だと思ってます。

はぁ〜っビンビン感じますね……600年……

ここのなんでもない交差点の写真を嬉々として撮る日が来るとはおもいませんでした！！

彼らの再開を想って感極まりそうになっていたところ、なんと雨がまた降り出したのです。

呪いかな？？

でもここまで来てしまったので引き返すわけにはいかない。

あららーと思っていたら、
バスが来たので乗り込みました。

まだ降ってる……と思いながら開く原作小説。

金閣のほうへ向かって北上する道だったのですが、だいたいずっと降ってて本当に肝が冷えました。

しかし！
立命館大学(降りるバス停)では雨やんでくれました。

よかった〜〜ッ

そう思いながら等持院へ向かいます。

が、住宅街と大学構内がガチャガチャしていてなかなかたどり着けず。

入口、どこ……？

ここから人が入ってゆくのをみて

絶対ちがう……こんなん猫ちゃんの入口じゃん……

と思いながらも、
入口にたどり着けないので仕方なく入りました。

ま結論からいうと帰りには
入口、ここだったのね！と
正しい場所がわかったんですが。

ここから入っても支障はなかった。すみません

参拝料500円払って入ります。

あ、お手洗いは紙売ってる式だったので事前に済ませといたほうがいいかもです。駅とかで。

動画貼りたかったのでツイートの貼り付けにしてみました。

例の墓！！

見えた瞬間やばかった

(五七五)

もう少し近くでみたいので、お庭に降りてみましょうか。

こっち側の毛氈でお茶飲んでる方もいらした。
今度お金あるときに来たら飲みたいなぁ

お庭に降りるときはこのサンダル履くみたいです。

これー！これこれ！

尊氏のッッ！墓ッッ！！墓ッッッッ！！！！

思い馳せつつ、手を合わせてお写真撮らせていただきました。

ここも…ビンビン感じるなぁ……クソデカ感情………………の、残滓………か…………………

ゥッｯｯ

ひと通り嗚咽(心の中で)したら気が済んだので、
お庭散策してみます。

庭園ってだ〜いすきなんだ♡

水音、癒される〜

こういう庵って最高だよなぁ。
すこし登ってみます。

さっきまでいた場所を見下ろせますね。

西側の池には半夏生が生い茂っていました。
幻想的〜

池の奥へ向かってみます。

見上げると青々とした葉っぱがたくさん光に透けていてとってもきれいです！！

お、お、

おおおおお！！！！

なにこれめっっちゃきれいなんだけど！！！！

人生、最高〜ッ！！

こんなすてきな場所に連れてきてくれてありがとう、犬王、、、、(彼女面やめて)

松の葉に雨粒がたくさんくっついているの、
どの植物の葉っぱよりもひかりの粒がきらきらしていて個人的ナンバーワン。あげます。

苔むした奥ゆかしい風合いがたまりませんね。
いいなぁ〜

あ、ここね、最初にいた建物なんですけど、
右にある柱みたいなの渡ったところに
足利将軍家のひとたちがいます。像。

撮影禁止でしたが。

うぬぬ……と映画終盤の犬王直面怒り・フェイスさながらの顔をしながらも(心の中で)、
とりわけ義満さんにはシッカリ挨拶してきました。

正直彼らをしんどくしてくれてありがたいので。

帰るのが惜しいのでもう少し写真パシャパシャします。

はぁ〜〜満足。
戻りましょうか。

帰ります。

いやマジの猫ちゃんの出入口〜〜ッッ！！！

参拝時間が終わりに近づき、最終入場時間みたいなの過ぎたから大きいほうは閉めたんですね。

なるほどニャン

最後はこっちから出られました。

こっちよこっち！！
映画の序盤に出てくるほう！！！

北野白梅町のバス停から帰ったんですが、来るときも全然そっちのバス停からのがいいですね。

今度からそうします。

今度、というのも、9月ごろ友人(見届け済)が遊びに来るかもしれないこともあり、もう一度行けたらなぁと思ってるのです。

次は御朱印ももらってお茶を飲む。絶対！

聖地巡礼ではありましたがそれと切り離しても非常にすてきな場所で気に入りました。

出会わせてくれてありがとう。

ラヴ………………

おわり