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Madden NFL 22 の遊び方 Part 01

アメフトが好き。ゲームが好き。
でも「Madden NFL シリーズ」は、いつも英語のみ!
買ったは良いけど、画面は英語だらけ何して良いのか判らない!!
そんな方、少なからずは居ると思います。
私は、この「Madden NFL シリーズ」を20、21そして今回の22と三作買い続けてプレイしてみました。
前作の「Madden NFL 21」はちと残念な出来で、世界的にも全く不評でした。
(8 ラマー・ジャクソン(レイブンズ)のカバーは、最高にカッコよかったのですが・・・。)
しかし、今回の「Madden NFL 22」は前作の反省を活かし、概ね好評で一安心。
(バグが少し目立つのと、アバターの種類の少なさは問題点に挙げられていましたが、ここはオンラインで定期的に修正され、得にバグ修正は積極的に行われる可能性が高いでしょう。実際に何度か修正が入っています。)
さて、本作のカバーを飾る選手は、異例の二人体制です。
まず一人目は、スーパーボウル7回制覇。
勝利の、いやスーパーボウルの女神に最も愛された男「12 トム・ブレイディ(バッカニアーズ)」。
そして、「Madden NFL 20」のカバーで記憶に新しい、天は二物を与えまくりの期待の天才QB (クォーターバック)「15 パトリック・マホームズ(チーフス)」。
昨年度の「第55回スーパーボウル」(とはいえ今年の2月でしたが)で対戦した天才QBが贅沢にも二人でカバーを飾っているだけで胸アツです!
もう、これは最高にトゥースです!ファンなら買うしか無いでしょう!
ジャケ買いするだけでも価値があります!!
 さて、冒頭にも書きましたが、あいも変わらず今回も「英語のみ」です。
英語圏外の人はほったらかしです。蚊帳の外です。
私達は「蚊」です。w
ってことで、微力ながら私ごときが、「遊び方を教えてくれい!!」というニッチ?なニーズに応える記事となります。
ボリュームが大きくなるので、何回かに分けて掲載していくことに致します。
また、本記事は「Xbox One版」を元に纏めています。
恐らくコントローラー部分以外は、他機種でも同じだとは思いますが、少し違いがアレば、そこはご了承ください。

 さて、電源を入れてゲームを起動して、適当にボタンを押して下さい。
いや、そのまま天才QBの二人を永遠に眺め続けるというのも有りです。
そういう楽しみ方もあっても良いと思うんです。w
さて、ロードが終わると、いきなり試合が始まるかと思います。
これは、2020年2月7日にタンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアムで開催された「第55回スーパーボウル」の「チーフス対バッカニアーズ戦」から始まっています。(カバーを飾っている二人の両チームでの最終決戦!)
この演出が熱すぎます!
ただ、ここでNFLやアメフトそのものが判らない人や、本ゲームが全く初めての人にとっては、いきなり訳もわからないまま試合が始まり困惑すると思いますが、プレイヤーはバッカニアーズを操作しますが、別に負けても良いので適当に遊んでください。
(アメフトのルールについて、別記事を参照して下さい。)

 試合が終了してアカウントを設定し、お気に入りのチームを選択し、アバター作成は後回しにして進めれば、メニュー画面になったかと思います。
このメニュー画面がこれから一番目にする画面になると思います。
もちろん全て英語です。
しかし、逆に考えれば「カッコいいじゃん」と捉え、そこは気にせず本記事を読んで「日本語で理解」してしまえば、画面の英語なんてあんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ。(違う)


【Exhibition(エキシビジョン)モード】
さて、いよいよ本編に戻りますが・・・。
一番遊びやすいモードが「Exhibition(エキシビジョン)」です。
とはいえ、この「Exhibition(エキシビジョン)」には、以下の5つのモードがあります。

「Play Now」=ここは一人、または友達と遊んだり、観戦モードを楽しむ事ができるモードです。
ある意味、本ゲームのメインと言えるモードの一つです。
画面上が、「WEEK1」となっている所が熱いですね。
NFLは、「WEEK1」から始まり「WEEK18」でシーズンは終わります。
その後は、ワイルドカード戦、ディビジョナル戦、
AFC/NFCチャンピオンシップ、プロボウル、そして最後のスーパーボウル(2月上旬)で締めくくられます。
「Favorite Team's Game(お気に入りのチームでWeekを乗り越えていくモード)」
「Custom Game(カスタムゲームモード)」=ある意味メインのモードです。
お気に入りチームを選んで、友達と遊んだりコンピュータと対戦したり、観戦(コントローラーマークを真ん中にします)したりすることが出来ます。

「Game Setting」を説明します。
「Game Style」=「Arcade(アクション性と楽しさ重視で、ペナルティ数が少なめになります。また、選手が怪我をしない。試合時間の長さで疲労度が変化しないという特徴があります。ちなみにオンライン対戦ではこの「Arcade」がデフォルト設定となります。)」
「Simulation(現実に沿った選手能力やNFLルールに則ってゲームを行います。また、選手が怪我をする、試合時間の長さで疲労度が変化するという特徴があります。ちなみに次回にご紹介予定の「Franchise(フランチャイズ)」ではこの「Simulation」がデフォルト設定となります。)」
「Competitive(オンラインランキングのトーナメントで対戦していくモードになります)」
以上の3つの中から選べます。
「Event Type」=「Exhibition(普通の試合(公式戦ではない))」「Quick Presentation(簡易試合)」「SuperBowl(スーパーボウル)」の中から選べます。
「Even Teams」=片方のチームが強過ぎず弱すぎずにならないよう、両チームのレベルに合わせてくれます。
「Quarter Length」=1クォーターの時間を設定します。
「Accelerated Clock」=プレイコールの後、省略され一気に時間が進みます。(ゲームの間延び感が無くなります)
「Play Clock Remaining」=プレイクロックを設定します。
 ※プレイクロックとは、ゲーム中で1つのプレイが終わった際(タックル等)、終わった後から次のプレイを始めなければならない時間です。
「Stadium」=好きなスタジアムを選択できます。
(「Event Type」で「SuperBowl」を選んだ時は固定されます。)
「Time」=開始時刻を設定します。
「Weather」=「Clear(晴れ)」「Overcast(曇り空)」「Partly cloudy(一部曇り)」「Windy(風が強い)」「Light Rain(軽い雨)」「Rain(雨)」「Light Snow(軽い雪)」「Random(ランダム)」の中から選べます。
(選択したスタジアムによって変更内容が変わります。)
「Game Setting」は以上です。

~ここから下はランダムで変わりますので、ほんの一部をご紹介~
「Thursday Primetime」=レギュラーシーズンの木曜夜に行われるNFLの試合番組モード
「Monday Primetime」=レギュラーシーズンの月曜夜に行われるNFLの試合番組モード
「Trevor's Debut」=2021年のNFLドラフトにて全体1位指名をされ、ジャガーズに入団した期待の新人トレバー・ローレンス(QB)モード
「Zach's 5th Avenue」=ニューヨーク・ジェッツに所属しているザック・ウィルソン(QB)のモード
 ※ 直訳すると(ザックのニューヨーク5番街モード)となります。
「Soldier Fields」=癖のあるスタジアムとして有名な、シカゴ・ベアーズの本拠地ソルジャー・フィールドモード
※ソルジャー・フィールドは霧が強く、またミシガン湖から強風が吹き付ける事が多い事から、パス攻撃が難しい為ランオフェンス主体のプレイを強いられる癖の強いスタジアムです。
「Trey Day」=49ersに所属しているトレイ・ランス(QB)のモード
「Julio's Revenge」=21年よりタイタンズに所属しているフリオ・ジョーンズ(WR)のモード
~ここまで(他にも色々あるので書ききれません、ごめんなさい。)~
と基本的に「マニアックな仕様」なので、このゲームに慣れるまでは暫く「Custom Game(カスタムゲームモード)」で遊ぶのをオススメします!


「Online Head to Head」=オンラインで他のプレイヤーと遊ぶモードです。
腕に自身がついてきたら、本国アメリカに挑戦しに行くのも良いかもしれません。
こちらは、先述した通り「Game Style」は「Arcade」がデフォルトとなります。
「Quick Match」=自身とオンラインプレイヤーをガラガラポンでマッチングさせます。
「Play a Friend」=フレンド登録している友達と対戦するモードです。
「Leader Boards」=オンラインプレイヤーランキングです。
 PF=Points For(得点)
 PA=Points Against(失点)
「Depth Chart」=お気に入りのチームに所属する「レギュラーシーズンの選手登録枠」(ロースター)のデータ一覧です。
QBからはじまり、RTボタンとLTボタンでポジションを切り替えてそれぞれの選手のデータを確認することが出来ます。
「Update Rosters」=最新の登録選手に更新されます。(これは便利!)


「Pro Bowl(プロボウル)」=簡単に言うと「オールスター戦」です。
AFCとNFCという各カンファレンス(日本の野球で言うと「セ・リーグとパ・リーグ」)に分かれて戦います。
NFLファンであれば胸アツなモードですね。
そこまで詳しくないと胸アツ度は無いですが、オールスターなので全体的に能力値が高い選手ばかりですので、比較的初心者でもプレイしやすいかと思います。


「Skills Trainer」=こちらは、基本を学ぶチュートリアルになっています。
用意されたドリルを粛々とこなしていくと、アメフトとこのゲームの操作の基本を学ぶ事が出来ますが、もちろん音声も全て英語です。
まずは、別紙のアメフトのルールを最低限頭に入れてからここに来てください。
サッカーやラグビーとは異なり、簡単ではあるもののかなり癖があり、局所的に難解な部分も多々ありますので、まずはしっかりと基本ルールを学んでからを強くお勧めします。
ただ、ルールは知っているけど、一度も「Madden NFL シリーズ」をプレイしたことが無い方はこちらをしっかりとプレイして貰えれば丁度良いかと思います。
「Madden NFL シリーズ」を以前にプレイしたことがある方は、このモードは特にプレイしなくても良いかと・・・。


【Practice(練習モード)】
「Practice」=文字通り練習モードですが、メチャクチャ奥が深いです。
全くこのゲームが初めてという方は、「Skills Trainer」の次にこの「Practice」をお勧めします。「Practice」内では、「Normal」「Offense Only」「Kick Off」の3種類に分かれています。

「Normal」は模擬戦です。
アカウントに記録される戦績を、細かく気にする方でなければ「Normal」は無視して「Play Now」で遊んでもらえれば良いかと思います。

「Offense Only(攻撃の練習)」は、アメフトの戦術(攻撃のみになりますが)をかなり熟知した方が、より高見へ向かう為の攻撃専門の練習モードでとても奥が深く作り込まれています。
画面右側で自分がプレイしたいチームを、LSレバーの上下で選び、チームが決まったらAボタンで決定してください。
何回かこのシリーズを楽しんだ事がある方ならデフォルト値の「Skill Level」は「Pro(プロ)」で「Play Call」は「Enhanced」で問題ないと思います。
初めての方は「Skill Level」は「Rookie(若手)」で「Play Call」は「Slim」が良いかと思います。
レベルを調整したら一番上の「Ready」に移動しAボタンで決定です!
すると、画面右に「Formation(フォーメーション)」「Concept(コンセプト)」「Play Type(プレイタイプ)」「Personnel(体制)」「Recent Plays(直近のプレイ)」「Adjustments(調整)」「Random Play(ランダムでプレイ)」と7つのメニューが並びます。
ほら、「思ってたんと違う。」でしょ?
本モードは、かなり本気で練習出来る仕様になっています。

「Formation(フォーメーション)」=ここにはオフェンスに特化したフォーメーションが大きく6種類に分けられ、その中でも以下の種類に分類分けされます。
「Singleback」が5種類、「I Form」が1種類、「Pistol」が9種類、「Gun」が19種類、「Goal line」が1種類、「Hail mary」が1種類、「Special teams」が5種類。
この中から、練習したいフォーメーションを選ぶと「アサイメント」(組んだフォーメーションの各選手がどう動くか、そしてプレイヤーはどう動かなければならないかが線図で表されています。)が表示されます。
この「アサイメント」をしっかり見て、どの選手がどの様に動くかを頭に叩き込んで、上手く「アサイメント通りに」プレイが出来る様になるまでストイックに練習を行うモードです。

「Concept(コンセプト)」=こちらは「Run(ボールを持って、走って距離を稼ぐプレイ)」「Quick Pass(近距離の選手にパスするプレイ)」「Medium Pass(中距離の選手にパスするプレイ)」「Deep Pass(長距離の選手にパスするプレイ)」「Play Action Pass(QB(クォーターバック)がRB(ランニングバック)にボールを渡すふりをするプレイ)」「Screen Pass(QB(クォーターバック)に向かう相手ディフェンス選手の背後に、RB(ランニングバック)が抜け出して、QB(クォーターバック)がRB(ランニングバック)にこっそりとパスを投げるプレイ)」
と6つに分かれます。

「Play Type(プレイタイプ)」=こちらはレバーの左右から「Pass」「Run」「Option」「Pro」「Special」の5つの分類に分かれ、その中でそれぞれの種類の練習が出来ます。


「Personnel(体制)」=こちらはオフェンスのキーマンとなる以下の3つの
RB(ランニングバック)、TE(タイトエンド)、WR(ワイドレシーバー)のポジションを、5名の中からどう振り分けて練習を行うかを決めます。

RB(ランニングバック)は、QBからボールを持って走り陣地の獲得を目指すオフェンスのポジションです。
「ランプレイ」の大役を担うのがこのポジションです。
2020年に1試合で6つのタッチダウンを決めた「41 アルビン・カマーラ(セインツ)」選手がこのポジションです。
https://youtu.be/MLa-dHSDNFY

TE(タイトエンド)は、前線の端に立ち、ブロックやパスプレーの両方で活躍するポジションです。
タイトエンドの5年連続レシーブ1,000ヤード超えの記録を持ち、1シーズンの最多レシーブ記録「1,416ヤード」を保持している「87 トラビス・ケルシー(チーフス)」選手がこのポジションです。
https://youtu.be/rgBWTeh8tfk

WR(ワイドレシーバー)は、中心から少し離れたサイドライン際に立ち、チームで最も足の速さが求められ、パスキャッチのスペシャリストが着くポジションです。「パスプレー」の大役を担います。
2020年に試合終了の残り2秒で、奇跡の「へイルメリーパス(超ロングパス)」を3人のマークを振り切って決めた「10 ディアンドレ・ホプキンス(カーディナルス)」選手がこのポジションです。
https://youtu.be/l3MDZBGrX4Y

「Recent Plays(直近のプレイ)」は、直近のプレイで行った「アサイメント」が表示されます。
「Adjustments(調整)」は、相手ディフェンスのキャッチングやブロッキングの設定を行うモードです。

「Catching Adjustments」は、「深めの長い距離のキャッチ」についてコンピューターを設定します。
「Intermediate Pass Catching」は、「中間距離のキャッチ」についてコンピューターを設定します。
「Blocking」は、「ブロッキング」についてコンピューターを設定します。
「Ball Carrier」は、「ボールを持って走る人」についてコンピューターを設定します。
 これらの4つを「Balanced(普通)」「Conservative(緩め)」「Aggressive(厳しめ)」から設定が出来ます。

「Random Play(ランダムでプレイ)」は、文字通り全ての要素がランダムで設定される練習モードです。
 最終的にはこれで練習するのが良いと思います。

「Kickoff」ですが、画面右下に風の強さマイル表記と風向きが矢印で表示されています。
LSレバーで狙いを定めます。
Yボタンの「Sky Kick」は、パント時に使用すると有利なキックです。
パントとは、4回目で自軍を前に進める可能性が低い時に出来るだけ遠くにボールを蹴り、相手リターナーに対して味方選手が近づく時間を与える滞空時間の長さが必要になるので、高く遠くに蹴る「Sky Kick」が効果的になる訳です。
RBボタンの「Normal」は、「試合開始時」と「攻守が交代時」に使用します。
このキックは出来るだけ遠くに相手陣深くに蹴りこむキックで、普通はこの方法で蹴ります。
RSボタンの「Squib(スクイブキック)」は、バウンドするゴロ気味のキックです。
これは、相手に大きなリターンをさせないためのキックですが、転がす分飛距離は落ちます。
蹴る方法は、所謂「ゴルフゲーム」の要領でポチッと強さを合わせて、またポチッと蹴るタイミングを合わせる方式です。
最後のAボタンでタイミングラインとピッタリ合うと画面真ん中下に「Accurate Kick(正確なキック)」と表示されます。
他のゲームより、少しシビアになっていますので上手く蹴れない場合は、この「Kickoff」モードでしっかりと練習しておくと良いと思います。

 とりあえず『Exhibition(エキシビジョン)モード』だけでも、こんな感じです。(あっという間に8,000文字超え!)
とてもマニアックな作りになっていますが、ここがNFLファンには堪らない出来栄えとなっています。
相手がチーフスだと深いパスが飛んでくるので用心しなければいけないとか、相手がスティーラーズだとディフェンスが硬いのでランプレイが通りにくい等、現在の各チームの特徴がきちんと反映されています。
日本人でこんなに細かく設定されている内容を理解できるのは、オードリーさんのお二人や、試合解説出来るクラスの知識を持っている「NFLの達人」の方でないと、本ゲームのポテンシャルを100%引き出せないかと思います。
私は、そこまでは詳しくはないですが、少しでも英語とアメフトとNFLを咀嚼して一人でも多くの方にこのゲームを楽しんで頂きたい一心で書いております。
 NFLも開幕し、1人でも本ゲームを楽しんで頂けたら幸いです。
もしよかったら、「スキ」を一人でも多く押して頂いて、「スキ」が沢山付けば、また今度続きを書くということで・・・。

ともあれ、ここらで一先ずおしまいです。
次回は、『Franchise(フランチャイズ)モード』編となります。

率直に申し上げます。 もし、お金に余力がございましたら、遠慮なくこちらまで・・・。 ありがたく、キチンと無駄なく活動費に使わせて頂きます。 一つよしなに。