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つばめ

今年も我が家につばめがやってきた。

今日は雨で、私は外出てないけど
今日もつばめは鳴いてる気配。

朝、洗濯物を干す時、洗濯竿の少し先の電線にとまっている。
いつもそこにいるようになった。
が、一羽なのにやけに騒がしい。
ちゅんちゅんと、ひたすらしばらく鳴いてる。

去年、我が家の巣から巣立った何代目かのつばめかしら??って思う。
電線の3mほど先の、トイレの軒下、
去年の巣の後のあるとこに、また新しい巣を作る。

1週間前あたりから見かけるつばめだけど、
すぐに巣作りを始めてた。

南の国からやってきて
それから連れ合いは、いつ見つけたの?
旅の途中?
なんて、いろいろ想いをはせる。

一羽でしばらくしゃべってるのは、
連れ合いへの文句かしら?
まくしたてるよに鳴くから、きっとメスだよね?
なんてな・・・。

昨日あたりから、ほぼ完成のつばめの巣。
二羽で懸命に泥を運んで巣を作りながら、
たまたま二羽が一緒になると、賑やかで、
たぶんお互い文句言ってんだな~って感じる。

あ~たね、泥柔らかすぎなのよ!
へったってしまうじゃあない!!
そこ、そこじゃあない!違うでしょ!!
なんてな・・・。

そろそろ卵産んだかしら?
トイレの窓から、気配知られずに覗き見が出来るとこだ。

じきに雛たちが顔をだして、
黄色い口ばしを思い切り開けて、
餌を運んでくる親つばめにねだりだす。

自己主張大の子つばめは、
最前列で大きな声で鳴き、横取りもするから、
他の子達とは育ち方が違いでかくなる。

控えめな弱っちい子つばめは、
親が来ても前には出てこれず、奥で他の子に踏まれてる。
もちろん、ちっちゃくて、
巣立ちは出来ず、最後まで巣に残ってるけど、
兄弟が巣立てば、親つばめの持ってくる餌は独り占め。

そのうち全部巣立つと、電線に並んでとまるようになる。
そんなつばめ達の親子物語を、
我が家の軒下で秋まで何度か見られる。

子つばめが巣から
ちょこんとお尻を出して落とすお土産被害はあるけど、
つばめの巣つくりと子育てと、
身近に感じる季節がやってきた。

我が家につばめがやってきた。


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