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タイ孤独の放浪日記5日〜6日目中だるみ

五日目は中だるみということもあり、夕方まで宿で調べ物をしたり、寝たりの繰り返しだった。
これは一人旅をしている人によくある。
特に旅の期間が長ければ長いほどなりやすい
とにかく何もしたくない日

行動したのは18時頃、腹が減ったので歩こうと思い、オンヌット駅からひたすら道なりに歩いた。
その時、タイの裏食堂ブロガーの人のことを思い出した。

https://xn----ieu8ap1dyfzkv469awe1a.com/

どうしてもイサーン料理とカオマンガイを食したかったので、かなり熱読させて頂いた。
そこで興味深いオンヌットの通りのイサーン料理記事があった。するとオンヌットの通りにあるのは間違いないのだが、お店の目の前は既にシーナカリン通りという位置するみたいで、オンヌット駅から歩くと1時間。困難と書かれていた。
しかし、僕はオンヌットの通りが何があるか把握したかったため1時間掛けて歩くことにした
これまた交通手段を使わず、自分の足で行くと見える景色が違う。

カオマンガイ

歩いていると既に腹減りが限界に達していたため、屋台の人達に「カオマンガイの美味しい店ってどこ?」と聞きまくった結果、このお店に辿り着いた

屋外なので、もちろんエアコンは無く、かなりボロボロ。もちろん観光地でもなんでもないところなのでタイ語オンリー。店の名前は不明。はっきり言ってこういうお店は大好きだ。

鳥を勢いよく叩き切ってた無表情なおやじに、カオマンガイと一言かけると。
手慣れた手つきですぐに料理を出してくれた

上手い・・・

日本人がハマるのが良くわかる瞬間だった。
茹でた鶏肉に、茹汁で炊いたご飯、タレとスープが付いたシンプルな料理。しかしこのタレ、ニンニクが良く効いていて辛みも丁度いい。
ここまでは誰でも感じると思うが、その先があった

鶏スープも美味すぎる
鳥の骨が丸ごと入ってるくらいなのでダシと香ばしさが凄まじい。 インスタントでこのスープがあったら確実に50個は買っていたに違いない
それほど上手い。伝わってくれ

ちなみに後日三回も行った

オヤジも俺が来たら、オウ!と言って、椅子の方に指を指してくれる。
帰り際もバイバイと手を振られる。
覚えてくれてるこの光景が好きだ。

それから気づいたことが1つ、
タイはどこ行っても食器、スプーン、フォークなどが薄い。薄すぎる

牛肉が旨いオンヌットのイサーン

隠れた名店

とりあえず1時間歩いて到着しました。
中を覗くと満員。地元の人達で溢れている
小綺麗な服装の方がちらほら

メニューを書いて待っててとタイ語で言われ、どれにしようかと迷う自分にワクワク

注文したのは、牛肉の鉄板焼き「ヌア・ガタローンとチャンビール。
1時間も歩いて汗を流してきたのだ、ビールが上手い

牛肉の鉄板焼き「ヌア・ガタローン」

鉄板にたっぷりのバターを落とし、その上に赤身の牛肉を焼く
これまたたまげた。美味すぎ。ビールのお供

イサーン料理といえば豚か鶏なので、こういった牛肉のパターンはレアだと思う
値段はそれなりだが食べる価値はあり。

そういや一人で焼肉食ってるの俺だけだったな・・・笑

SHOP DATA
「ランドゥアン ヌアヤーン(ลำดวนเนื้อย่าง)」
ADDRESS:1820 Soi On Nut 52, Bangkok 10250.

行くのであれば自分みたいにオンヌット駅から1時間歩いて汗水たらした後に食べ飲みして欲しい。

タイの優しい家族達

美味しく食事を終えると、隣にいる女の子が「おいしい?貴方は何歳なの?」とカタコトの英語で話をかけてくれた。
その後詳しい内容は省略するが、話が盛り上がり「良かったら私の家で呑もうよ!」と言ってくれた。
色々な書を読み、旅で一番危険なのは、動物、物、虫でもない人間だということは百も承知で入国している。だからどの人も信用していない。どんな人にも3枚程度壁を作って、遠くから他者を観察している。
でもここで得意の人間観察の出番。
目を見た。直感だが、本気で僕を迎い入れようとしてくれてる。
そう思うと、吸い込まれるように「もちろん!行かせて!」と返事をした。
車で移動すること10分、ガードマンがいる敷地に入って行くところを確認し、高級住宅地だと察した。
それから入室。
するとテレビがめちゃくちゃデケェ

他にも日本食や日本の美容製品が沢山並んでいた。さすが親日国。相当日本の製品好きなのだろう

海外で見る日本語は一味違って、親近感が湧き面白い。
つい笑ってしまった。

彼女達が僕を誘ってくれた
右がPLAY 同い年で
左がPEN 妹らしい

タイでは電子タバコ類が法律で禁止されている
(勿論自分が持っているiQOSもNG)
ポリスに見つかると10万以上の罰金か何年か豚箱にぶち込まれる

が彼女らはVAPEとリキッドを大量に所持していて僕に全て見してくれた
「部屋の中で吸えば問題ないよ!」と言われて
なるほど。と感心した
勿論かなり勧められたので全てのリキッドを試させてもらった。
あまりタバコなどは詳しくないが、一言で言うとシーシャを手頃に楽しめるような物だと思う。彼女らのコレクションの香りはかなりフルーティだった。

VAPEの話はここまで。
彼女らは本当に優しい。得体も知れない男一人をここまで受け入れ、無償でご飯を出してくれたり、それから最後の日まで泊まっていいからねと言われた。こんな事が本当にあるのかと驚いている。
するとPLAYのお母さんが「これは運命!出会えて光栄だしタイを楽しんで」
どこまでかっこいいんだタイ人

後半分くらいあるので、少しだけお世話になろうかなと考えている

でも本当にこの借りはどう返せばいいか分からない。逆に困っている。

#タイ #バックパッカー #ビギナーズラック #トムヤンクン #カオマンガイ #グルメ #ヌアガタローン

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