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【美術ブックリスト】 『金子富之画文集 幻成礼讃』金子富之著

【概要】
幼少期から異界の存在を感じ、現在は異界と共生するかのように山形の限界集落に暮らす画家・金子富之。10代からの心象を描いたノート、自選作品200点、さらに全篇書き下ろしテキストで構成する画文集。神・仏・精霊・妖怪・悪魔・幽霊が次々登場!!

【感想】
東北芸術工科大学からは、日本古来の伝承や文化、土着性を土台とした作品を発表する優れた才能が輩出されている。金子富之もそうした画家の一人で、日本橋髙島屋のギャラリーXでの大作展示は圧巻だった。

土着的というか、大地的なその作品は、今後ますますニーズを増やしていくと思う。

青幻舎◉刊 B5変 192ページ 3800円+税


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