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『藍色のセレナーデ』ハラホログラム

12月27日にリリースされました、Nekon Recordsの10周年記念コンピアルバム「HUB-3.0」に収録されておりますハラホログラムの藍色のセレナーデのサウンド面について少し書きたいと思います。

今回の楽曲で1番やりたかった事は、16小節で1セットのメロディだけを繰り返して曲を構築するという事でした。
いつもはAメロがありBメロが来てサビに行くというパターンがハラホログラムの定番なのですが、もっと大きな波で繰り返し聴けるメロディを書いてみました。

トラックに関しては繰り返されるメロディに対して、どんどん音数が増えていくハウス、テクノ的なスタイルか、最初から終わりまでテンションを保って突っ走るある意味パンク的なスタイルかの2択を考えていました。

そこで今回は後者のパンク的なスタイルを選択しました。
ただそこはエレポップユニットですので、ジャンルはちょっと前に流行ったレトロウェーブ的な80'sな音の方向にシフトしました。

音数自体もさほど多く無いのですが、ずーっと頭から鳴っているシーケンスはその頃セールで手に入れたSpire、ベースとコードシンセはSerum、ソロのシンセはRetrologueです。

あまり気付かないところではソロの途中のハモリシンセは1フレーズ毎にLRに振っています。

それとソロに入る前のブレイクに「フォウ!」とサトウさんに言ってくださいとお願いして入れてもらいまして、そこがとてもライブ感が出て個人的にお気に入りポイントです。

ぜひ沢山聴いてください!

サトウさんの歌詞の解説はこちら⬇️

アルバム詳細⬇️