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【N◎VA】アイドル、北へイキスギィ!(謎)(1月例会レポート)

 2024年1月21日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」1月例会で、「トーキョーN◎VA THE AXLERATION(ジ・アクセラレーション)」のルーラー(ゲームマスターのこと。以下RL)をしました。

■成立卓

・トーキョーN◎VA THE AXLERATION
・モノトーンミュージアムRPG(書架ver)
・アリアンロッドRPG2E
・ダブルクロス The3rd Edition

■参加人数

・総数 16名
・内新規参加者 0名

■ちょっとだけ宣伝その1

 私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
 TRPG初心者向け動画、ゲームマスター向け動画などを配信しています。

 「期待値なんてない!-TRPGについて語るチャンネル-」

■ちょっとだけ宣伝その2

 Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。
 月一回、TRPGのフリープレイ例会を開催しています。
 新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
 参加方法については下記のページをご覧ください。

■カムイST☆R名物「天然ST☆Rまんじゅう」。略して「スタまん」。

 今回は公式シナリオ「ラストステージ」より「アイドル、北へ行く」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。

▼巫綾芽(かんなぎ・あやめ)

 トーキー◎ミストレス●マネキンの、マリオネット所属の新米記者。20歳女性。
 デビュー時の、まだ売れる前から結城あやを取材していた。彼女との〈コネ〉を3レベルで持ち、親密な仲であるため、今回の密着取材を任される。
 人を使う才能に長け、どこからか情報を集めるのが得意。一方で戦闘能力はない。

 ヴィーラのことは「仕事上、助けてくれる人」だと思っている。

▼ヴィーラ=リプニツカヤ(ヴィー)

 クグツ◎タタラ●カゲの千早重工カムイST☆R支部の工作員。19歳の女性。
 クリルタイ出身で、千早グループの中で育てられた。一方で、千早のクグツとして働くための訓練も受けてきている。課長であるメルトダウンに気に入られようと、今も日々努力している。
 機械オタクであり、主武装ブラックストリングを自分用にカスタマイズしている。

 綾芽のことは「面白そうな人」と思っている。

 今回のシナリオは、サプリメント『ニューロエイジ・ナウ』から21年前の話。結城あやが17歳で芸能界デビューし、“レトロ・アイドル”としてギガヒットを飛ばしまくっていた、まさにアイドル絶頂期と呼んでも差し支えない時代を舞台としています。
 はじめてN◎VAを出て、カムイST☆Rへと向かうあやを、PCたちはサポートすることになります。
 公式シナリオのため、詳細を省きつつ、セッションログを残したいと思います。

 ◆ ◆ ◆

 ST☆RはN◎VAとちがい、天然食物であふれています。

綾芽「何かおいしそうなものを土産に持って帰ろう」
RL「では、天然の小豆を使ったまんじゅうが見つかります」
綾芽「天然小豆のST☆Rまんじゅう」
ヴィー「スタまん(笑)」

 ◆

 あやに襲いかかってきた敵を、ヴィー自慢のカスタマイズしたブラックストリング(単分子ワイヤー)が見事に輪切りにします。

ヴィー「この切れ味や……(うっとり)」

 その後も、カスタマイズワイヤーが肉を引き裂くたびに、陶然とするヴィーであった。

 ◆

 コンサート開催当日の朝、結城あやに不穏なものを感じた一行は、ある質問をします。

ヴィー「昨日の夜、何食べた?」
RL「『何って、ホテルのおいしい夕食じゃないですか』」
綾芽「こいつ……」

 結城あやに不審なものを感じた一行は、調査の末、ある「モノ」と遭遇します。

ヴィー「昨日の夜、何食べた?」
RL「『て、天然もののイカ焼きと焼きとうもろこし!』」
綾芽「本物だ」

 ◆

 クライマックスフェイズにて、自分の番がまわってきたものの、戦闘能力がない綾芽。〈盾の乙女〉を使う手札もない模様。

綾芽「こうなったら、〈心理〉〈交渉〉で精神攻撃します。〈誘惑〉で達成値もあがるんで」
RL「……へ?」
綾芽「当たりましたね? じゃあ、ダメージはエースを出して11!」
RL「何じゃそりゃあああ! 精神攻撃なんか減らせるかー!」
綾芽「さっきエースを引いたんで、絶対これで沈めてやるって思ってた」

 その後、ヴィーの《不可知》三連発が炸裂し(《プリーズ!》《ファイト!》こみ)、敵は血の海に沈むのでした。

 ◆

 「偽者でも歌えれば誰だっていい」と言ってのけた男は、後悔を口にします。

RL「『私は何ということを……』」
綾芽「ひとつだけ言っておこう。『あやの偽者は作れるし、歌えるかもしれない。でも、“レトロ・アイドル”として居続け、歌い続けられる人は、ひとりしかいない』」
RL「『……おっしゃるとおりです』」

 こうして、駆け出しギガヒットアイドルと、その他もろもろをふくんだ事件は解決したのでした。

 ◆ ◆ ◆

 21年前が舞台、と聞いて引かれるかと思いましたが、意外と積極的にこのシナリオを選んでくれて、ちょっと安心しました。
 「21年前って稲垣光平いないよね」「うん、汚職警官レンズですね」っていう会話に少しほっこり。
 プレイヤーが2人だったので、セッションはそれなりに時間がかかりましたが、この公式シナリオは情報項目を増やすかイベントを増やすかした方がいいと思います。そうしないと、結構早く終わってしまいます。ある程度の時間、もたせないといけないRLの参考になればさいわいです。

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