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「新しい鹿島へ」鹿島 vs 仙台

スタメン

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前節からの変更点

鹿島

レアンドロ、セルジーニョ→安部、白崎

鹿島は前線をいじってきましたね。土居をSTでSHを入れ替え。

安西、安部ユニットへの依存度がここ数試合高いため、新たなバリエーションを見つけたいです。

また、何といっても初出場の白崎に注目の集まる試合ですね!

ディフェンスラインは、引き続き小田を起用。永木右SBの三竿もやりたいところですが、私の見解では我慢強く起用するスタンスでいこうと強化部などと決めているかもしれませんね。

仙台

兵藤→松下

仙台は怪我の兵藤に代わって松下を起用。決定的なパスが前線に供給できるかがポイントですね。


鹿島保持時

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・永木があえてギャップに入り、2トップを収縮

・鹿島SHは仙台の5枚をピン留めしてからボールを受けられる位置に動く

・中盤3枚の脇に安部、白崎が探る

・ライン間はサイド問わず基本土居が待つ

・前を向けるレオは伊藤への縦パスを狙う

仙台保持時

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・WBが鹿島SBを引き出だす

・IHは鹿島SBとCBの間が開いたところにラン

・鹿島SHは、仙台CBにアプローチ

・仙台IHが下りればそのままボランチがついていく

・伊藤がファーストプレッシングで中切り

前半ピンチシーン

あわや失点と思われた前半15分のシーン。

前節同様、カウンターからの素早い相手の攻撃に手こずりました。

ハモンがサイドに流れてアーリークロス。そのこぼれから松下、ジャーメインのシュート。

相手に助けられましたね😅

枚数は圧倒的に足りてるのに決定機を作られてしまう…

メインターゲットのマークは付いていましたが、大外の松下がフリーに。

私は下がるポジションに問題があると考えます。とりあえず下がるのではなく、ランニングのゴールポイントを「最終ラインの吸収」に設定するべきです。

もちろん、過剰な人数はいりません。少なくとも、マーカーの数+1はほしいです。一旦吸収されてから前に出れば、相手も見えますしポジションが整理されます。

間に合わない、体力的に厳しいのであればそれを補う事前準備をしてほしいです。

あそこで失点してたら、前節の戦いとなんら変わらない結果になってしまいます。

左に偏った前半の攻撃

前半のスタッツでは、やたら左にポジションが偏りました。今シーズンは、西が抜けて落ち着きどころが左に偏る傾向があります。

仙台は5-3-2のブロックを作るので、安西が抜けるスペースは皆無。

今日は、安部と白崎がポジションチェンジする時間帯がありました。安部が左に来れば仕掛けるタイプの安部安西ユニットを中心に崩しにかかろうとしました。

私は、ポジションの偏りは問題視していません。ただ、カットインドリブルしてからパス、ドリブルしてからパスを繰り返しても状況は変わりません。

ボールを持てる左のエリアがあるのであれば、持っている時間で土居や伊藤が動き直してくれれば問題ありません。

逆に左にどんな状況でもボールを集められるのであれば、そこをこれからも磨いてストロングにしてほしいです!

お家芸炸裂!CBのヘディングからのウノゼロ!

今日の得点は、鹿島伝統のコーナーからCBのヘディング!!

鹿島ファンにしかわからない、このゴールの価値!(笑)

ゾーンマークの仙台に対して、安部をゴールラインに立たせるデザインも今日はありました。

DAZNの中継でも出てましたが、ゾーンになるとなかなか助走が取れないので、スタンディング VS ランニングヘッドの構図になります。

今日のような球質であれば、自ずと効果的にボールを叩けますね。

やはり、セットプレーでの得点が増えれば試合を有利に進めます。

時計をうまく進められる鹿島だからこそ、いつの試合も求められる得点パターンだと思います。

新たな光 白崎

皆さん注目していた白崎ですが、私の感想では期待通りのプレーだったと思います。

今までの鹿島の選手とは一味違った 目線 を持っている選手ですね。

周りの選手がやりやすいと言っている意味がよくわかりました。

こねくり回すこともなく、見えれば出す。空いてれば運ぶ。つまりプレーに無駄がないんですよね。

チームのバランス的に、持って剥がしたり突破を試みるレオ、安西、安部がいるっていうのもありますね。

リンクマンタイプの選手なので、土居もライン間で受けることに専念できてるのかなと感じました。

また、走行距離もチームトップの12キロ!

久しぶりの試合のはずなのに…笑

後半には伊藤への高精度クロスもありましたし、早く彼が描くゴールシーンを見てみたいです!

頑張れ小田ちゃん

交代直前に3回くらい連続で、相手陣で受けてロストしてカウンターの場面がありました。

あの時間帯にロストされると厳しいので、交代は致し方ないです。

私の見解では、止める蹴るに問題があると思っています。

トラップでもたついたり、単純なキックミスが目につきました。

内田、平戸あたりが自然にこなせるようなプレーもどこかもたついてしまう傾向にあります。

もちろんそれぞれの色があるので、他のプレーで違いをみせればいいんです。ボールを受けてロストしてしまうのであれば、立ち位置や動きで工夫すれば私はOKだと思ってます。

また、持ち味の対人の強さやヘディングで周りと比べすぎず自分なりのサイドバックを作りあげてほしいです。

頑張れ小田ちゃん!!

新たなオプション!?

よーし今日も安定のウノゼロで勝ちだー!と思いきや

後半のラストに思わぬアクシデント…

安部が負傷。

ここで金森を右SHで起用!!

俊足に合わせて、ここ一年で泥臭さがプンプンしてきた金森。

投入後すぐにボールを奪って、カウンターアタック。

スペースランに加えて、守備も一定水準にできている証だと思います。

SHの途中投入では、守備の対応ができないと監督も使いにくくなります。

なので今日の金森のワンプレーは、個人だけでなくチームとしても意味のあるプレーだったのではないしょうか?


まとめ


ショッキングな負けから立ち直りが求められた今日の試合。新戦力も新しい風を吹かせ、これからが楽しみになる試合でした。

まだまだ内容は課題が多くあり、これからのチームです。安部、小田、平戸、町田などは試合に絡みながらトライ&エラーを繰り返しています。

ただ、経験豊富なベテラン、代表経験のある選手、他クラブで実績を残しきた選手、ポテンシャルしかない外国籍選手などが鹿島にはいます。

レジェンドが抜けた今、それぞれが高め合い、「新しい鹿島」を追い求めてほしいです。



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