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2022/8/11 MF渋峠

山の日。私にとっても、おそらく世間の大部分の人にとってもお盆休みの初日。渋峠近辺のメディオフォンドに行ってきた。メディオフォンドとはなんなのか、具体的な定義はよく理解していないが、100キロくらいをキャッキャウフフしながら美味しいもの食べたりするイベントと認識している。あまりヒルクライムは好きではないのだが超合金と親睦を深めに行ってきた。結果として、いろいろ得るものがあった楽しいライドとなった。うちのチームにもこういう、ライトなイベントもあるんだよ、と声高にアピールしたい。

渋峠に9時集合なので、GoogleMapで時間を調べると3時間30分ほどかかる模様。逆算して矢野口で監視官を4時過ぎに拾い、5時に超合金と落ち合い、5時30分に女帝と合流し出発、あきるのから圏央道に乗る。ここまでは順調。だがやはり山の日、圏央道鶴ヶ島JCTでの関越合流あたりから予想どおり渋滞。時間に間に合うかハラハラしながら渋川伊香保で高速を降りて下道へ。嬬恋村あたりを経由してジャスト9時着。集合場所には少年しか来ておらず、あとは皆若干の遅刻。準備してから写真撮影してスタート。

スタート直前。

まずは12キロ先の休憩所に向かうらしい。私はパワーメーターのキャリブレーションを忘れ、今のパワメの数値がどの程度正確かわからないまま踏む。しばらくすると少年、私、女帝、N村さんのパックとなり、私が先頭でペースを作る。3.5倍くらいで踏もうとおもっていたのだがメーターの数値が分からないのでN村さんの様子見て踏んでいたが苦しいとか言わないのでまだまだ踏みが弱いのかなと思っていたがかなり踏んでいたらしい。周囲は私のセレクションが始まったと思っていたとかなんとか。そこから少し緩めて、始めの休憩スポットへ。まだまだ全然元気だが、この先休憩がない区間が長いらしいのでトイレに行っておく。

初回の休憩。

女帝と二人旅っぽい写真を撮影して、毛無峠へ。しばらく下り、そこからアップなのかダウンなのかよくわからない道を通り毛無峠へ。道中、高地トレーニングしていると思われるランナーが何人か。本格的。

緩く登ったり下ったり。

毛無峠につくと、いきなり女帝が落ちてる枯れ枝を拾い振り回す。ヒエラルキー最上位に君臨する方は流石にやることが違う。

おもむろに拾った枯れ枝を振り回す。

皆で崖に張り出した岩の上で記念撮影。ここで頑張ったせいで、私の左クリートがご臨終してしまったことにこのあと気づく。

馬鹿と煙なので高いところが好きらしい。

しばし景色を眺めて昼飯をと子安方面へ向かおうとするも、監視官がパンクしているらしいく修理。監視官は私の5倍以上パンクしている気がする(※個人の感想です)。ポリウレタンチューブはパンクしづらいと主張しながら、4日前にもパンク修理。まあ、パンクは仕方ない。

ベルギーカラーとパンクがよく似合う。

パンク修理が終わり、来た道を途中まで戻り、子安方面へダウンヒル。なのだが、左のクリートがハマらない。上死点でクリートが外れてしまう。目視してみたが、すり減りすぎて固定出来ないようだ。レース中でなくて良かったが、これ以降、パコパコとクリートが外れながら走ることに。蕎麦屋へ向かうダウンヒルしながら、鎖骨を折って以来、下りでいまひとつマージンとりすぎて走っている気がしていたが、カーブをこなしているうちに感覚が戻ってきたようでブレーキングとコーナリングと荷重移動がパチンとハマるようになってきた、クリートは嵌まらないけど。

全て無料。ビールもあった。

下りの途中でいつのまにか監視官、女帝をおいていき、下り切るとN村さんがローディーと談笑している。少し下の蕎麦屋は満席だよとか。腹も減ってるし、急いで下の蕎麦屋に行って並んで置こうかと思ってるところに上からチームの長老こと柴田さんか歩きながら降りてきた。柴田さんは関越の渋滞で毛無峠を飛ばして先に行っていたらしいが、なぜ上から?と思っていたが昼飯の蕎麦屋は上にあるらしい。しかも今日は創業7周年の振る舞いで営業はしていないが、無料でスイカ、とうもろこし、蕎麦、カキ氷などが食べられるようだ。

蕎麦屋で合流。

腹ペコなので、蕎麦を貪り、スイカ、とうもろこしを食べる。そうこうしているうちに、監視官、女帝、超合金も合流。厚かましくも氷水までボトルに入れさせていただく。無料で昼食をすませて幸福度が上がる。食事後、皆で撮影して今度は渋峠へ向けて登坂。

全員で撮影。
渋峠へ向けて登坂。

山田牧場までひたすら登る。ここだけで1000ほど獲得標高を稼ぐ。景色もいいのだが、もうこのあたりはどこも景色がよく、午後の日差しは強くてもう登りたくないなぁ、と思うようになっていた。

山田牧場。牛とか馬とか特に見なかった。


山田牧場について、ドリンク補給したかったのだが自販機も見当たらない。カフェがあったのでそこで休憩するかと入ろうとすると今日は貸し切りとのこと。お水だけ頂戴とお願いすると快く対応していただけた上に氷まで入れてもらった。なんでもお願いしてみるものだ。9月に信州高山ヒルクライムがあるから来てね、とお店の人に誘われる。ごめんなさい、私はその日は秩父宮杯なんです…。チラシだけありがたく頂戴する。

みんなで出よう!

氷水を補給してもらい、えっちらおっちらとまた登坂。すると上から少年が降りてきて私たちにジョインしたので、どうせだからもっと降りて柴田さん回収してきて、と。もうボチボチ終わりか、とチンタラ登坂してると今度は上から監視官が降りてきた。九十九折りで終わりだよと言うので、最後数分だけ400Wオーバーでもがくと超合金が休憩していた。数十秒後、女帝とN村さんと監視官も合流。監視官はドリンクが無くなったとかで先程カフェでいただいた氷水、4分の1ほどしか残っていなかったが少し分けて、今度こそ渋峠へ向けて。どこかに自販機ないかなぁと探しながら。この先、スキー場とかあるので何かしらあるでしょう、とのこと。
途中、改装中のリフト乗り場で自販機を見つけるも暖かい紅茶花伝のミルクティーしかなかったが、超合金と監視官は背に腹は変えられず、暖かいミルクティーをガブ飲み。私は再び自販機を探す旅に、なんとかコーラの自販機を見つけて補給…。なんかメディオフォンドで補給難民になる率が高い気がする…。

自販機求めてブラブラと。

ドリンクも補給し、渋峠目指してあと少しだけ登り、無事ゴール。記念にパチリ。

渋峠、国道最高地点はまた別とのこと。


国道最高地点で撮影しましょうと、渋峠の看板から少し移動。先頭超合金で二番目が私、何故か最後にスプリント仕掛けて(?)踏み負ける。50%くらいだったらしい…。

ボトルでパチリ。上手く撮れた。

国道最高地点で昔懐かしいモトコンボを見かける。40年近く昔のものではないか。記念に写真を撮らせてもらい、渋峠ダウンヒル。下り切るとスタートした駐車場へ。少年とは電車の時間があるからとここでお別れ。このあとは温泉に行き、中華料理を食べて各自帰宅。帰りの渋滞も特になく、順調に帰れたが12時過ぎになってしまった。いままで参加したメディオフォンドで一番のいい思い出になった。

草津湯畑にて。

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