#熊本地震前震から  1095日目

3年前の今日、2016年4月14日 21:26
熊本地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生、震源地に近かった益城町では震度7の揺れが記録された。そして、2日後の16日とあわせて2度も大地震が熊本で記録されました。
私の実家は今も益城町にあり両親が住んでいます（自分は今は熊本から離れて住んでいる）。震災当時、小学校自分で通った通学路、いつも遊んでいた近所が、（震災直後から）TVでずっと放映されている、しかも知っている姿とはまったく違う風景で、その時の“違和感”と呆然としていた感覚は、今でも鮮明に覚えています。

熊本地震から3年経ちました。
1年前もnoteに書きました。今回も熊本地震の定点観測を目的に書きたいと思います。（特別な意見は文章中ありません。事実を記載することに重点を置きました）

●2019年3月時点の状況
仮住まい（仮設住宅、公営住宅）への入居者数
1万6519人 / 7304世帯（2019年3月末現在）
↑
これは、１年前と比べると2万1000人あまり減少したとのこと。
ちなみに、ピーク時（2017年5月）は4万7800人 / 2万225世帯

現在、ピーク時からは人数で65.4％、世帯数で63.9％減少した。とのこと。この数字以外にも道路や橋、高速道路が直った。熊本のシンボルである熊本城も日々改修が進んでいる等、徐々に徐々にですがが、復旧・復興が進んでいる熊本です。ただ一方で、様々な新たな問題も発生しています。
※問題についてここでは割愛

●1年間の振り返り
毎日更新中のTwitterより　（※関連記事の転載も多いですが.......）
その中からいくつかピックアップして、この1年を振り返ります

①益城町役場仮設庁舎（2018年4月）
2023年4月　新庁舎への移転が予定されています↓

②復旧中の熊本城（2018年6月）
熊本城は、2019年秋から一般公開（特別公開）を再開する予定

③震災以来、初の「益城みんなの夏祭り」が開催

④木山神社

⑤益城カメラの店主が、当時の写真で写真展を開始されています

⑥益城町ハザードマップも一新

⑦東京でも県人会さんでこんな活動が！（東京での活動が、地元紙へ掲載）

●最後に
・この1年、熊本県内メディア以外での報道頻度が極端に減った印象
・但し、地元紙や九州の情報を主とするメディアでは、比較的継続して報道が行われている。只そうはいっても、全体的に減少傾向にはある印象
・一方自分はどうか。正直、2017-2018の1年間と2018-現在の１年間を比較すると、後者が関心度合いが薄れているタイミングが時々あった
・只、当日の写真や動画を見ると一瞬でその当時の状況や記憶がよみがえる
・時間とともに熊本地震が世の中の関心ごとから薄まる、（にわとりたまごだが）結果、全国レベルのメディアでの報道は少なくなる。一方それはメディア特性上、仕方がないことはわかる。
・只、自分のような周りができることはまだまだたくさんある。次の1年もできることをやり、できそうなことを探していきたい

益城町の「守り神」が崩壊から、社殿復旧の道へ 町の創造的復興の象徴に
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