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ジャニーズ事務所『東山新社長』の辛いところ

当時、東山さんも決して成熟した大人とは言えず、未熟な『先輩』だった。

それを『今』責められても辛いところがある。

アイドル事務所は、ある意味ではまだ未熟な子どもを大切に預かるのが仕事なので、タレント育成の前に、タレントとして売れる売れないに関わらず、健全な子どもの育成という責任が生まれる。

そういう意味では、当時先輩だった彼の振る舞いに関しても、事務所に責任がある。

もし、社長にならなければ、あちこちで自分の過去の過ちについて、訴えられることもなかったのかもしれない。

それは、例えば昭和の時代に上司に殴られたり、罵倒されたことがある人が、今訴えるようなことはしないのと同じで、、


でも、『社長』という立場になったからには、過去のことであっても、会社内で起きたことに責任がある立場になったので、道義的にもちろん謝罪は必要だし、保障も必要になるだろう。

ご自分もタレントとして活動することが夢でもあり、夢の途中でもあったのに、それを捨ててでも、『社長』になることについて、もう少し考えた方が良かったのではないかと思ってしまう。

ご本人のことを本気で想う、友人や知人が居なかったか、あるいは元社長への恩義を取ったのだろうけど、それがかえって企業として新たに生まれ変わる機会を逸し、企業を危うくしているようにも思える。




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