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1歳後半に初めて現れる発達の特徴とは?(1,2/3段階目)後半

こんにちは☺ こどもの世界を広げたい!こどものせかいブログです。


前回に引き続き、2次元可逆性が定着していく5歳後半までの部分です😓

〈1歳後半で初めて現れる発達の姿前半〉




〈4歳後半〉

全ての感情表現がとても豊かになっていきます。


仲間意識がすすみ、友達同士で遊びに行くことが出来るようになっていきます。


大人から見て望ましいと思える行動が出来るようになる半面、より明確な自我が育ち意思を妨げられると怒りになる姿もあります。


同時に、理解の仕方が『~だけれども~する』とか『だって~だもの』などと、経験からの理由付けによって、内発的な自制が進むようになります。


対人面では、身近な人を心待ちにして迎えたり、知っている人なら一緒に出掛けられるようになります。下の子どもに対して衣服の着脱を手伝うことが出来るようになってきます。


近所の道案内が出来て連れていくことが出来たり、留守番が出来るようになります。


友達を求めて遊び、ごっこ遊びをする中で役割を決めて楽しむ姿があります。


気持ちを表した意図的な言葉が増えますので、気持ちの調整が効くようになっていきます。逆に言いいますと、言語化が難しいと気持ちの調整が難しくなることがあります。


※4歳後半の時期に友達を求めなかったり、自制が効きにくかったり、集中や修正が特に難しい場合、何かしらの別の支援が必要な可能性があります。

〈発達凸凹と定型発達との違いとは?!〉


2次元可逆操作の発展

〈5歳前半から〉

中くらいなど、中間的な意味合いがわかるようになってきたり、経験のあるまた自分が知っている世界から未知の世界へ意識が広がり始めます。


人の顔色をよんだり、友達と一緒に意思を統一したりできるようになります。その一環として斉唱が出来るようになります。


5歳児は、友達同士でルールのある遊び方や同じ目的の遊び方が自然に出来るようになってきますね☺


生活習慣が一通り自立的に出来るようになります。その中でも、明日の準備をして一人で寝ることが出来るようになってきます。


掃除など役割分担が一部出来るようになり、親を喜ばせようという姿が見られるようになります。


お箸を使って食べることが中心になっていきます。


大人の指導によって団体行動がとれるようになってきます。言われた指示を守ろうとしますが、指示があまりない場合は統制が取れず、バラバラになることもあります😓


じゃんけんのルールや交通ルールがわかってきます。また、双六やカルタに興味を持ち始めます。


"一番”ということに関心を持ち始めます。一番好きなことや一番楽しいことを質問すると、自分なりの答えを持つようになります。


少し好き、ちょっと大きいなど、両端や両極端ではなくて真ん中の感覚を持ち始めます☺


主語と述語がハッキリした話し方をするようになります。『ええとね』『それでね』などたどたどしいところはありますが、文脈をつくって話そうとします。


数字なら一度に4つ程度の記憶が出来て、大人を真似て順番に言うことが出来ます。


前回、中途半端に2次元可逆の途中で終わってしまいましたが、今回は3次元可逆に進む手前の5歳後半までを加えました😓


もし機会があれば、6歳前後の3次元可逆性の始まりについてもお読みいただけると、イメージが出来て、就学前の保育に役に立つと思います☺

(どの時期もですが、発達の個人差には十分に注意する必要があります。)

〈無料記事:3段階目の6歳前後の3次元可逆操作の始まり〉



長々と1歳後半に初めて現れる発達の特徴とは?(1,2/3段階目)の後編をお読みいただきありがとうございました☺


※5歳児を虐待事例から理解する動画のリンクです。とても辛く心が苦しくなる事案ですが、彼女がいかに5歳児なりの力を使って強く生きようとしていたかを理解することが出来ると思います。→リンク


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